経理担当者にとって、ノートパソコンは毎日の仕事を支える大切な道具です。
会計ソフトへの仕訳入力、Excelを使った売上管理や集計、請求書の作成、給与計算など、経理の仕事では数字を入力する機会が多くあります。
そのため、経理向けのノートパソコンを選ぶなら、数字を素早く入力できるテンキー付きのモデルがおすすめです。
また、Excelのファイルを開くのに時間がかかったり、会計ソフトとブラウザを同時に使うと動作が重くなったりしていませんか。
こうした小さな待ち時間も、毎日の業務で積み重なると大きな負担になります。
だからこそ、経理用のノートパソコンには、数字入力のしやすさだけでなく、処理性能や画面の見やすさも重要です。
今回は、2026年発売のモデルから、Core Ultra 7またはRyzen 7、16GBメモリ、テンキーを搭載したノートパソコン5機種を厳選しました。
経理担当者の視点から、Excelや会計ソフトの使いやすさ、Officeの付属状況などを比較しながら紹介します。
毎日の経理業務を少しでも快適にしたい方や、仕事用のノートパソコンを買い替えたい方は、ぜひ参考にしてください。
経理担当者向けノートパソコンの選び方
数字入力に便利なテンキー付きを選ぶ
経理用のノートパソコンを選ぶ際に、まず確認したいのがテンキーの有無です。
テンキーがないノートパソコンでは、数字を入力するたびにキーボード上部の数字キーを使用する必要があります。
一方、テンキー付きのモデルなら、電卓と同じような感覚で数字をまとめて入力できるため、会計ソフトへの仕訳入力やExcelでの集計作業を効率よく進められます。
特に、毎月の請求書処理や売掛金・買掛金の管理、給与計算など、大量の数字を扱う経理担当者にとっては大きなメリットです。
また、テンキーのキー配置や大きさも重要なポイントです。
毎日のように数字を入力する仕事だからこそ、テンキーの使いやすさにこだわることで、日々の作業負担を軽減できます。
CPUはCore Ultra 7かRyzen 7がおすすめ
経理業務では、Excelや会計ソフトだけでなく、メールやブラウザ、PDFファイルなどを同時に開くことも珍しくありません。
特に、Excelで大量のデータを集計したり、複数のファイルを使って月次決算の資料を作成したりする場合には、パソコンの処理性能が重要になります。
CPUの性能に余裕があれば、複数のアプリを使った作業でも快適さを維持しやすくなります。
そこでおすすめなのが、Core Ultra 7やRyzen 7を搭載したノートパソコンです。
今回紹介する5機種は、すべて16GBメモリを搭載しているため、一般的な経理業務だけでなく、複数のアプリを同時に使用する場合にも対応しやすい構成です。
もちろん、簡単な仕訳入力だけであれば、ここまで高性能なCPUが必要とは限りません。
しかし、長く仕事で使うことを考えるなら、処理性能に余裕のあるノートパソコンを選ぶことも大切です。
Officeの有無も確認する
経理担当者がノートパソコンを購入する際には、Microsoft Officeが付属しているかどうかも確認しましょう。
Excelは、売上管理や経費集計、予算管理、決算資料の作成など、経理業務のさまざまな場面で使用します。
しかし、ノートパソコンによってはOfficeが付属しておらず、購入後に別途ライセンスを用意しなければならない場合があります。
また、Office付きのモデルでも、Microsoft 365のようなサブスクリプション型と、Office Home & Businessのような買い切り型では利用条件が異なります。
すでに会社でMicrosoft 365を契約している場合には、Officeが付属していないノートパソコンでも問題なく使用できる場合があります。
一方、個人事業主や小規模な事務所などで、新たにExcelを使用する環境を整えたい場合には、Office付きのモデルが便利です。
購入後すぐにExcelを使いたい方はOffice付き、すでに利用できるライセンスを持っている方や、スプレットシートがメインの方には、Officeなしのモデルも候補にすると、自分に合ったノートパソコンを選びやすくなります。
経理担当者におすすめのテンキー付ノートパソコン5選
ASUS Vivobook 16 X1607CA-U7165BU|Excelの処理性能を重視する方に
ASUSのVivobook 16 X1607CA-U7165BUは、Core Ultra 7 255Hを搭載した16型ノートパソコンです。
今回紹介する5機種の中でも、CPUの処理性能を重視したい方におすすめのモデルです。
特徴
Core Ultra 7 255Hと16GBメモリを搭載しており、Excelでの集計作業や会計ソフトの使用に適しています。
画面は16型の1920×1200ドットで、一般的なフルHDよりも縦方向の表示領域が広くなっています。
そのため、Excelで多くの行を確認したい場合にも便利です。
また、テンキー付きの日本語キーボードを採用しているため、数字入力の多い経理業務にも向いています。
こんな方におすすめ
大量のExcelデータを扱う方や、会計ソフトと複数のアプリを同時に使用する方におすすめです。
経理だけでなく、総務や人事など幅広い事務作業に使用する場合にも適しています。
注意点
Microsoft Officeは付属していないため、ExcelやWordを使用する場合には別途用意する必要があります。
また、重量は約1.91kgなので、毎日の持ち運びよりも事務所や自宅での使用に向いています。
まとめ
処理性能を重視し、Excelや会計ソフトを快適に使用したい経理担当者におすすめのノートパソコンです。
基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | ASUS |
| 型番 | X1607CA-U7165BU |
| CPU | Core Ultra 7 255H |
| メモリ | 16GB |
| SSD | 512GB |
| 画面 | 16型 |
| テンキー | 搭載 |
| Office | なし |
富士通 FMV Note P FMVP75L1HA|大画面と使いやすさを両立
富士通のFMV Note P FMVP75L1HAは、Ryzen 7 250を搭載した16型ノートパソコンです。
画面の見やすさやキーボードの使いやすさを重視する経理担当者におすすめのモデルです。
特徴
16型の1920×1200ドットのディスプレイを搭載しており、Excelの表や会計ソフトの画面を広く表示できます。
また、テンキー付きのキーボードを搭載しているため、毎日の仕訳入力にも便利です。
メモリ16GB、SSD512GBを備えており、一般的な経理業務にも十分対応できる性能を持っています。
Microsoft 365 Personalの24か月版とOffice Home & Business 2024の選択肢が用意されている点も特徴です。
こんな方におすすめ
Excelの表を見ながら会計ソフトへ数字を入力する方や、画面の見やすさを重視する方におすすめです。
また、約1.68kgと16型としては比較的軽量なので、事務所内で持ち運ぶ機会がある方にも向いています。
注意点
DVDドライブは搭載されていません。
また、メモリはオンボード仕様のため、購入後の増設や交換ができません。
まとめ
大画面での見やすさとテンキーの使いやすさを両立したい経理担当者におすすめです。
基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | 富士通 |
| 型番 | FMVP75L1HA |
| CPU | Ryzen 7 250 |
| メモリ | 16GB |
| SSD | 512GB |
| 画面 | 16型 |
| テンキー | 搭載 |
| Office | 付属・ライセンス選択式 |
dynabook BA/ZA W6BAZA7CAH|Officeを別途用意する方におすすめ
dynabookのW6BAZA7CAHは、Ryzen 7 250を搭載した16型ノートパソコンです。
Officeのライセンスをすでに持っている方や、別途用意する予定の方におすすめのモデルです。
特徴
Ryzen 7 250、16GBメモリ、512GB SSDを搭載しており、Excelや会計ソフトを使用した事務作業に適しています。
16型の1920×1200ドットのディスプレイは、Excelの行数を多く表示できるため、集計作業にも便利です。
また、テンキーを搭載しているため、金額入力の多い経理業務にも向いています。
Windows 11 Homeを搭載しており、一般的な事務作業に使いやすい構成です。
こんな方におすすめ
すでにMicrosoft Officeの利用環境が整っている方や、Officeを別途購入する予定の方におすすめです。
また、大画面で数字入力を行いたい方にも適しています。
注意点
Microsoft 365は無料試用版のため、試用期間終了後も利用する場合には別途ライセンスが必要です。
Excelを業務で使用する方は、購入前にOfficeの利用環境を確認しましょう。
まとめ
Officeを別途用意できる方で、テンキー付きの高性能な16型ノートパソコンを探している経理担当者におすすめです。
基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | dynabook |
| 型番 | W6BAZA7CAH |
| CPU | Ryzen 7 250 |
| メモリ | 16GB |
| SSD | 512GB |
| 画面 | 16型 |
| OS | Windows 11 Home |
| テンキー | 搭載 |
| Office | Microsoft 365無料試用版 |
富士通 FMV Note A FMVWL1A175|数字入力のしやすさを重視する方に
富士通のFMV Note A FMVWL1A175は、Ryzen 7 5825Uを搭載した15.6型ノートパソコンです。
テンキーには「00」キーが搭載されており、数字入力の多い経理担当者にとって便利なモデルです。
特徴
このモデルの特徴は、数字入力のしやすさを考えたキーボードです。
テンキーには「00」キーが搭載されているため、大きな金額を入力する際にも便利です。
また、キーボードのキーストロークは約2.5mmと深めに設計されており、しっかりとした打鍵感を求める方にも向いています。
CPUはRyzen 7 5825U、メモリは16GBで、一般的な経理業務に使用しやすい構成です。
DVDスーパーマルチドライブも搭載しているため、DVDで提供される業務ソフトや資料を扱う場合にも便利です。
こんな方におすすめ
仕訳入力や請求書作成など、数字を大量に入力する経理担当者におすすめです。
特に「00」キー付きのテンキーを使いたい方には、魅力のあるモデルです。
また、DVDを使用する機会がある方にも向いています。
注意点
Ryzen 7 5825Uは、2026年発売のパソコンに搭載されていますが、CPUそのものは以前からある世代です。
新しい世代のCPUを重視する方は、ほかのモデルとも比較しましょう。
まとめ
テンキーの入力しやすさを重視する経理担当者や、DVDドライブを必要とする方におすすめです。
基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | 富士通 |
| 型番 | FMVWL1A175 |
| CPU | Ryzen 7 5825U |
| メモリ | 16GB |
| SSD | 512GB |
| 画面 | 15.6型 |
| テンキー | 搭載・00キーあり |
| Office | 付属・ライセンス選択式 |
| DVDドライブ | 搭載 |
dynabook BA/ZA W6BAZA7PAH|Windows 11 ProとOfficeを使いたい方に
dynabookのW6BAZA7PAHは、Ryzen 7 250を搭載した16型ノートパソコンです。
Windows 11 ProとOfficeが付属する構成で、ビジネス用途を重視したい経理担当者におすすめです。
特徴
16型の1920×1200ドットのディスプレイとテンキーを搭載しており、Excelや会計ソフトを使用する際にも便利です。
メモリ16GB、SSD512GBを備えているため、一般的な経理業務に必要な性能も十分に確保されています。
また、Windows 11 Proを搭載している点が特徴です。
企業のネットワーク環境やセキュリティ管理に対応しやすいため、会社で使用するノートパソコンとしても候補になります。
さらに、Microsoft 365 Personalの24か月版とOffice Home & Business 2024の選択肢が用意されています。
こんな方におすすめ
Windows 11 Proを必要とする会社や、Excelをすぐに使えるOffice付きのノートパソコンを探している経理担当者におすすめです。
また、会社のIT管理方針に合わせてパソコンを選びたい方にも向いています。
注意点
Windows 11 Proは、一般的なExcelや会計ソフトを使用するだけなら必須ではありません。
また、Officeのライセンスは利用開始時の選択や手続きによって条件が異なるため、事前に確認しましょう。
まとめ
Windows 11 ProとOfficeを備えた、ビジネス用途向けのノートパソコンを探している経理担当者におすすめです。
基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | dynabook |
| 型番 | W6BAZA7PAH |
| CPU | Ryzen 7 250 |
| メモリ | 16GB |
| SSD | 512GB |
| 画面 | 16型 |
| OS | Windows 11 Pro |
| テンキー | 搭載 |
| Office | 付属・ライセンス選択式 |
おすすめノートパソコンの比較表
今回紹介した5機種の主な仕様を比較しました。
| 型番 | CPU | 画面 | Office |
|---|---|---|---|
| X1607CA-U7165BU | Core Ultra 7 255H | 16型 | なし |
| FMVP75L1HA | Ryzen 7 250 | 16型 | 付属 |
| W6BAZA7CAH | Ryzen 7 250 | 16型 | 試用版 |
| FMVWL1A175 | Ryzen 7 5825U | 15.6型 | 付属 |
| W6BAZA7PAH | Ryzen 7 250 | 16型 | 付属 |
いずれも16GBメモリと512GB SSDを搭載しています。
用途別のおすすめモデル
| 重視するポイント | おすすめ機種 |
|---|---|
| Excelの処理性能 | ASUS X1607CA-U7165BU |
| 大画面と使いやすさ | 富士通 FMVP75L1HA |
| Officeを別途用意する | dynabook W6BAZA7CAH |
| 数字入力のしやすさ | 富士通 FMVWL1A175 |
| Windows 11 ProとOffice | dynabook W6BAZA7PAH |
まとめ|経理担当者にはテンキー付きノートパソコンがおすすめ
経理業務で使用するノートパソコンは、CPUやメモリの性能だけでなく、数字入力のしやすさや画面の見やすさも重要です。
特に、毎日の仕訳入力やExcelでの集計作業が多い方には、テンキー付きのノートパソコンがおすすめです。
今回紹介した5機種は、いずれもCore Ultra 7またはRyzen 7を搭載し、16GBメモリとテンキーを備えています。
処理性能を重視するならASUS Vivobook 16、画面の使いやすさを重視するなら富士通 FMV Note Pがおすすめです。
また、数字入力のしやすさを求めるなら「00」キー付きの富士通 FMV Note Aも魅力的です。
Officeの有無やWindowsの種類も確認しながら、自分の経理業務に合ったノートパソコンを選びましょう。













