【会社の備蓄に!】30人規模の事務所の非常用トイレの選び方とおすすめ5選

非常用トイレ
  1. 30人規模の事務所なら非常用トイレは450回分以上を準備しよう
  2. 会社・事務所向け非常用トイレの失敗しない選び方
    1. 1.従業員数に合わせて3日間分を準備する
    2. 2.防臭・抗菌性能を確認する
    3. 3.排泄袋や使い捨て手袋などの付属品を確認する
    4. 4.収納しやすく、分散して保管できる商品を選ぶ
    5. 5.長期保存できる商品を選ぶ
    6. 6.凝固剤の量や吸水性能を確認する
  3. 30人規模の事務所におすすめの非常用トイレ5選
    1. 1.BOS 非常用臭わないトイレセット Bセット 100回分×4+50回分|防臭性能を重視する事務所におすすめ
    2. 2.トイレの女神 PREMIUM 200回分×2+50回分|日本製・15年保存で長期備蓄におすすめ
    3. 3.PYKES PEAK SONAERU プレミアムサポートセット 120回分×4セット|付属品が充実した非常用トイレ
    4. 4.アイリスオーヤマ BTS15-100×4+BTS15-50|凝固剤の量を重視したい会社におすすめ
    5. 5.trest(トレスト)非常用トイレ 100回分×4+50回分|手袋付きで衛生面を重視する会社におすすめ
  4. 30人規模の事務所におすすめの非常用トイレ5選 比較表
  5. 会社で非常用トイレを備蓄する際の注意点
    1. 保管場所と管理担当者を決めておく
    2. 事務所のトイレが使えない場合も想定する
    3. 使用済みの袋の保管場所を考えておく
  6. まとめ|30人規模の事務所なら450回分以上の非常用トイレを備えよう

2026年11月2日に発足した防災庁では、発足初日に国民や自治体などに防災対策の強化を求める「緊急要請」を発出しました。

防災担当大臣は、食料や水、非常用トイレなどについて、最低3日分、できれば1週間分を備蓄することの重要性を呼びかけています。

こうした災害への備えは、家庭だけでなく、会社や事務所にとっても大切です。

大きな地震などで断水したり、建物の排水設備が損傷したりすると、普段使用している事務所の水洗トイレが使えなくなることがあります。

また、公共交通機関が停止した場合には、従業員がすぐに帰宅できず、事務所内で待機しなければならない可能性もあります。

東京都では、帰宅困難者対策として、事業者に従業員3日分の飲料水や食料、携帯トイレなどの備蓄を求めています。

30人規模の事務所では、従業員全員が3日間滞在することを考えると、かなりまとまった数の非常用トイレが必要になります。

そこでこの記事では、30人規模の事務所で3日間使用するために必要な非常用トイレの備蓄量や失敗しない選び方、おすすめの商品5選をご紹介します。

30人規模の事務所なら非常用トイレは450回分以上を準備しよう

非常用トイレを購入する前に、まず確認しておきたいのが必要な回数です。

東京都の帰宅困難者対策では、従業員1人につき1日5回、3日間で15回分の携帯トイレを備蓄することが目安とされています。

つまり、30人規模の事務所の場合は、次の数量が必要になります。

備蓄する日数30人分の必要回数
1日分150回分
2日分300回分
3日分450回分
4日分600回分
5日分750回分

30人が3日間使用する場合の計算式は、

5回 × 3日間 × 30人 = 450回分

となります。

そのため、30人規模の事務所では、まず450回分以上の非常用トイレを準備しておくことが大切です。

ただし、450回分がひとつになった商品を購入する必要はありません。

例えば、100回分を4セットと50回分を1セット組み合わせれば450回分、120回分を4セット購入すれば480回分を確保できます。

どちらも3日間分に必要な450回分を満たしています。

また、トイレの使用回数には個人差があり、体調や生活環境によっては1日5回以上使用する場合もあります。

さらに、普段は30人程度の事務所でも、来客や出張者などが滞在する可能性があります。

そのため、30人規模の事務所なら450回分以上、さらに余裕を持たせたい場合は500回分程度を備えておくのがおすすめです。

500回分なら、従業員30人が1日5回使用した場合、約3.3日間使える計算になります。

なお、これは30人が事務所に3日間滞在することを想定した数量です。災害時にも業務を継続する必要がある会社などでは、事業内容に合わせて追加の備蓄も検討しましょう。

会社・事務所向け非常用トイレの失敗しない選び方

1.従業員数に合わせて3日間分を準備する

まず大切なのは、従業員全員が使用できる数量を確保することです。

事業所の防災対策では、大規模災害発生直後に従業員が一斉に帰宅することを避け、安全が確認できるまで施設内で待機することが想定されています。

そのため、まずは3日間分を基準に備蓄するのがおすすめです。

30人規模の事務所なら、最低450回分が目安となります。

ただし、来客が多い事務所や、災害時にも業務を継続する必要がある会社では、3日間を超える備蓄も検討しましょう。

また、複数のフロアや部署に分かれている場合は、それぞれの人数に合わせて備蓄量を計算しておくと、災害時にも使いやすくなります。

2.防臭・抗菌性能を確認する

非常用トイレを選ぶ際に、特に重視したいのが防臭性能です。

災害時には、ごみの収集が通常どおりに行われない可能性があります。

そのため、使用済みの非常用トイレを事務所内で一時的に保管しなければならない場合もあります。

30人規模の事務所では、1日150回程度の使用を想定するため、臭い対策はとても重要です。

凝固剤に抗菌・消臭成分が配合されている商品や、防臭袋が付属している商品を選ぶとよいでしょう。

ただし、凝固剤の消臭性能と袋の防臭性能は異なります。

使用後の袋を個別に密閉できる商品なのか、複数の袋をまとめて保管する商品なのかも確認しておきたいところです。

3.排泄袋や使い捨て手袋などの付属品を確認する

非常用トイレは、商品によってセット内容が異なります。

凝固剤と排泄袋がセットになっている商品もあれば、凝固剤のみの商品もあります。

特に会社でまとめて備蓄する場合は、排泄袋や処理袋などが付属した商品を選ぶのがおすすめです。

また、使い捨て手袋が付属していれば、使用後の処理を衛生的に行いやすくなります。

災害時は手洗いに使える水が限られる可能性もあるため、こうした衛生用品が充実していると便利です。

30人規模の事務所では、多くの従業員が共通の備蓄品を使用することになるため、初めてでも使いやすい商品かどうかも確認しておきましょう。

4.収納しやすく、分散して保管できる商品を選ぶ

会社で非常用トイレを備蓄する場合、収納場所も重要です。

30人規模の事務所では、非常用トイレだけでなく、飲料水や非常食、ヘルメットなどもまとまった数量が必要になります。

そのため、できるだけコンパクトに収納できる商品を選びたいところです。

非常用トイレには、100回分や200回分が比較的小さな箱にまとめられた商品もあります。

また、30人規模の事務所であれば、フロアやトイレの場所に合わせて分散して保管する方法もおすすめです。

例えば、100回分の商品を複数セット購入すれば、事務所内の何か所かに分けて配置できます。

災害時にすぐ使用できるよう、保管場所は従業員全員が把握できるようにしておきましょう。

5.長期保存できる商品を選ぶ

会社の防災用品は、購入してから長期間使用しない可能性があります。

そのため、10年保存や15年保存など、長期保存に対応した商品がおすすめです。

保存期間が長い商品なら、頻繁に買い替える手間を減らせるのもメリットです。

また、会社で備蓄する場合は、購入日や保存期限、保管場所などを一覧表にまとめて管理しておくと便利です。

定期的に確認する仕組みを作っておけば、必要なときに期限が切れていたという事態も防ぎやすくなります。

6.凝固剤の量や吸水性能を確認する

非常用トイレの多くは、排泄物に凝固剤を振りかけ、水分を固める仕組みです。

ただし、凝固剤の量や吸水性能は商品によって異なります。

例えば、アイリスオーヤマの非常用トイレには、1回分の凝固剤が10gの商品と15gの商品があります。

同じ種類の凝固剤なら、量が多いほど吸収できる水分量にも余裕が生まれやすいものの、実際の吸水性能は成分などによって異なります。

凝固剤の量だけでなく、メーカーが公表している吸水性能についても確認しておきましょう。

30人規模の事務所におすすめの非常用トイレ5選

ここからは、30人規模の事務所で3日間分の備蓄を考えている方におすすめの非常用トイレを5商品ご紹介します。

今回は、450回分以上を確保できる商品や組み合わせを選びました。

それぞれ凝固剤の量や付属品、保存期間などが異なるため、特徴を比較しながら選んでみてください。

1.BOS 非常用臭わないトイレセット Bセット 100回分×4+50回分|防臭性能を重視する事務所におすすめ

最初にご紹介するのは、BOSの非常用臭わないトイレセット Bセットです。

今回は100回分を4セット、50回分を1セット購入し、合計450回分を備える方法をご紹介します。

最大の特徴は、防臭袋として知られる「臭わない袋BOS」が付属していることです。

Bセットは、便器カバーと排泄袋の色を分けるなど、使いやすさにも配慮されています。

100回分を4セット、50回分を1セット購入した場合の内容は次のとおりです。

付属品合計数量
凝固剤(10g)450袋
排泄袋(黒色)450枚
防臭袋BOS(白色)450枚
便器カバー(青色)22枚

特に注目したいのが、防臭袋が450枚付属していることです。

非常用トイレには、複数回分をまとめて収納する防臭袋が付属している商品もありますが、BOSは1回ごとに防臭袋を使用できる構成になっています。

そのため、使用後の袋を個別に密閉して保管しやすいのが魅力です。

30人規模の事務所では、1日150回程度の使用を想定するため、使用後の臭い対策が重要になります。

また、Bセットは便器カバーが青色、排泄袋が黒色になっているため、初めて使用する従業員にもわかりやすい仕様です。

凝固剤も1袋ずつ取り出しやすく、複数の従業員が使用する事務所にも向いています。

さらに、交換目安は15年とされているため、長期備蓄にも適しています。

100回分の商品サイズは約幅37cm、奥行22cm、高さ12.5cmと比較的コンパクトです。

今回は100回分と50回分を組み合わせるため、事務所内の複数の場所に分けて保管できるのも便利です。

30人規模の事務所なら、450回分で3日間使用できる計算になります。

また、さらに余裕を持たせたい場合は、100回分を5セット購入して500回分を確保する方法もあります。

防臭性能を重視したい会社や、使いやすいBセットを備えておきたい事務所におすすめです。

2.トイレの女神 PREMIUM 200回分×2+50回分|日本製・15年保存で長期備蓄におすすめ

次にご紹介するのは、トイレの女神PREMIUMです。

今回は200回分を2セットと50回分を1セット購入し、合計450回分を備える方法をご紹介します。

こちらは、日本製の凝固剤を採用した非常用トイレで、15年の長期保存に対応しているのが特徴です。

凝固剤はアルミパッケージで個包装されており、長期間の保管にも配慮されています。

今回の組み合わせでは、次の数量を備えられます。

付属品合計数量
凝固剤450回分
排便袋450枚
処理袋90枚
防災ガイドブック各セットに付属

凝固剤は1回分で約500mLの水分を吸収できる仕様となっており、抗菌・消臭性能にも配慮されています。

また、排便袋だけでなく処理袋も付属しているため、使用後の袋をまとめて保管する際にも便利です。

特に会社の備蓄としておすすめしたい理由が、200回分と50回分を組み合わせることで、3日間分に必要な450回分を確保できることです。

200回分の商品を2セット購入しただけでは400回分となり、30人規模の事務所では3日間分に少し足りません。

そこで50回分を追加することで、必要な数量を確保できます。

また、200回分を2セットと50回分を1セットに分けて保管できるため、事務所内の収納環境に合わせやすいのもメリットです。

防災ガイドブックも付属しているので、会社の防災対策を見直すきっかけにもなるでしょう。

30人規模の事務所であれば、合計450回分で3日間使用できる計算になります。

さらに余裕を持たせたい場合には、200回分を2セットと100回分を1セット購入し、500回分を備える方法もあります。

日本製の凝固剤にこだわりたい会社や、長期保存できる非常用トイレをまとめて備えておきたい事務所におすすめです。

3.PYKES PEAK SONAERU プレミアムサポートセット 120回分×4セット|付属品が充実した非常用トイレ

続いてご紹介するのは、PYKES PEAK(パイクスピーク)の防災シリーズ「SONAERU(ソナエル)」のプレミアムサポートセットです。

今回は120回分を4セット購入し、合計480回分を備える方法をご紹介します。

こちらは、凝固剤だけでなく、排泄袋や処理袋、使い捨て手袋などがセットになった非常用トイレです。

120回分を4セット購入した場合の内容は次のとおりです。

付属品合計数量
抗菌・消臭凝固剤480個
便座カバー・排泄・処理用共通袋576枚
使い捨て手袋480回分
防災チェックリスト各セットに付属

凝固剤だけでなく、使用後の処理に必要な袋や手袋までまとめて準備できるのが大きな魅力です。

特に会社で使用する場合、従業員それぞれが非常用トイレを扱うことになります。

使い捨て手袋が付属していれば、衛生面に配慮しながら使用できるため便利です。

また、凝固剤には抗菌・消臭性能を備えたものが採用されており、製造から15年の長期保存にも対応しています。

30人規模の事務所であれば、1日合計150回の使用を想定すると、480回分で約3.2日間使用できる計算になります。

3日間分に必要な450回分よりも30回分多いため、少し余裕を持って備蓄できます。

また、120回分の商品を4セット購入するだけなので、異なる容量の商品を組み合わせる必要がありません。

事務所内に複数のトイレがある場合には、それぞれの近くに分けて保管するのもよいでしょう。

なお、同じSONAERUシリーズには、凝固剤のみを販売するサポートセットもあります。

今回ご紹介しているのは、袋や手袋が付属する「プレミアムサポートセット」です。

また、さらに余裕を持って備蓄したい場合には、120回分を4セットと60回分を1セット購入して540回分を確保する方法もあります。

手袋などの付属品を重視したい会社や、従業員が衛生的に使用できる非常用トイレを準備したい事務所におすすめです。

4.アイリスオーヤマ BTS15-100×4+BTS15-50|凝固剤の量を重視したい会社におすすめ

アイリスオーヤマのBTS15シリーズも、事務所の防災備蓄におすすめの非常用トイレです。

今回は100回分のBTS15-100を4セットと、50回分のBTS15-50を1セット購入して、合計450回分を確保します。

BTS15シリーズの特徴は、1回分の凝固剤が15gと多めに用意されていることです。

同じアイリスオーヤマには10gタイプも販売されていますが、凝固剤の量に余裕を持たせたい方には15gタイプが候補になります。

今回の組み合わせでは、次の数量を確保できます。

付属品合計数量
凝固剤(15g)450個
排泄用の袋495枚
防臭袋108枚

使用回数よりも多い495枚の袋が付属しているほか、防臭袋も108枚用意されています。

防臭袋は複数回分をまとめて保管するタイプなので、使用後の臭い対策にも役立ちます。

また、凝固剤には抗菌剤が配合されており、衛生面にも配慮されています。

さらに、メーカー工場出荷時点で15年の保管期限が確保されているため、長期間の備蓄にも向いています。

100回分のパッケージサイズは約幅26.5cm、奥行19.2cm、高さ14.5cmと比較的コンパクトです。

今回は100回分を4セットと50回分を1セット購入する方法なので、事務所内の複数の場所に分けて保管できます。

また、凝固剤10gタイプのBTS10シリーズも販売されているため、凝固剤の量や吸水性能、購入価格などを比較して選ぶこともできます。

なお、凝固剤の量が1.5倍だからといって、必ずしも吸水性能が1.5倍になるわけではありません。

30人規模の事務所なら、450回分で3日間使用できる計算になります。

さらに余裕を持たせたい場合は、100回分を5セット購入して500回分を確保するのもよいでしょう。

凝固剤の量を重視したい会社や、防臭袋が付属した非常用トイレを探している事務所におすすめです。

5.trest(トレスト)非常用トイレ 100回分×4+50回分|手袋付きで衛生面を重視する会社におすすめ

最後にご紹介するのは、trest(トレスト)の非常用トイレです。

今回は100回分を4セットと50回分を1セット購入し、合計450回分を確保する方法をご紹介します。

trestは、日本製の凝固剤を採用した非常用トイレで、北欧風のパッケージデザインが特徴です。

凝固剤は1袋7gのタイプで、抗菌・消臭性能に配慮されており、約10年間の長期保存にも対応しています。

今回の組み合わせでは、次の数量を備えられます。

付属品合計数量
抗菌性凝固剤(7g)450袋
排便袋450枚
大型外袋付属
使い捨て手袋付属

特に嬉しいのが、使い捨て手袋が付属していることです。

災害時は手洗い用の水が限られる可能性があるため、使用後の処理を衛生的に行いやすいのは大きなメリットです。

また、北欧風のデザインを取り入れたパッケージも特徴です。

防災用品は無機質なデザインのものが多いですが、こちらは事務所内の収納スペースにもなじみやすい見た目になっています。

さらに、パッケージのQRコードから使い方の説明動画を確認できるのも便利です。

普段使用する機会の少ない非常用トイレだからこそ、初めて使う従業員でも使用方法を確認しやすいのは嬉しいところです。

30人規模の事務所なら、450回分で3日間使用できる計算になります。

また、100回分と50回分に分かれているため、事務所内の複数の場所に分散して保管できるのもメリットです。

さらに余裕を持たせたい場合は、100回分を5セット購入し、500回分を備えておくのもよいでしょう。

使い捨て手袋などの付属品を重視したい会社や、初めて非常用トイレを備蓄する事務所におすすめです。

30人規模の事務所におすすめの非常用トイレ5選 比較表

今回ご紹介した5商品を一覧表にまとめました。

商品名備蓄回数保存期間主な特徴
BOS 非常用臭わないトイレセット Bセット 100回分×4+50回分450回交換目安15年防臭袋450枚・青色の便器カバー
トイレの女神 PREMIUM 200回分×2+50回分450回15年日本製凝固剤・長期保存
PYKES PEAK プレミアムサポートセット 120回分×4480回15年排泄袋・使い捨て手袋付き
アイリスオーヤマ BTS15-100×4+BTS15-50450回15年凝固剤15g・防臭袋付き
trest 非常用トイレ 100回分×4+50回分450回約10年日本製凝固剤・手袋付き

※保存期間は各商品の公表値です。実際の使用期限は購入した商品の表示を確認してください。また、セット内容は販売仕様によって変更される場合があります。

今回ご紹介した5商品は、いずれも30人規模の事務所で3日間分の目安となる450回分以上を備えられる商品です。

防臭性能を重視したい場合はBOSのBセット、日本製の凝固剤や長期保存を重視する場合はトイレの女神PREMIUMがおすすめです。

また、手袋などの付属品を重視したい場合にはPYKES PEAKやtrest、凝固剤の量を重視したい場合にはアイリスオーヤマのBTS15シリーズも候補になります。

大切なのは、必要な450回分以上を確保したうえで、事務所の収納環境や使用後の管理方法に合った商品を選ぶことです。

なお、来客が多い事務所や、災害時の待機が長引く可能性がある場合には、500回分以上を備えておくのもおすすめです。

会社で非常用トイレを備蓄する際の注意点

保管場所と管理担当者を決めておく

会社で非常用トイレを備蓄する場合は、購入して終わりにしないことが大切です。

災害時に必要なものがどこにあるかわからなければ、せっかく準備していてもすぐに使用できません。

そのため、非常用トイレは従業員全員が保管場所を把握できるようにしておきましょう。

また、総務担当者や防災担当者など、備蓄品の管理責任者を決めておくことも大切です。

30人規模の事務所では、複数の部署やフロアに備蓄品を分けて保管することも考えられます。

購入日や保存期限、備蓄回数、保管場所などを一覧表にまとめ、定期的に確認する仕組みを作っておくと安心です。

事務所のトイレが使えない場合も想定する

今回ご紹介した非常用トイレの多くは、既存の洋式便器に袋を取り付けて使用するタイプです。

そのため、便器が安全に使用できる状態であれば、普段のトイレを活用できます。

ただし、大きな地震などで便器が破損した場合には使用できない可能性もあります。

また、テナントビルの場合は、建物の共用トイレを使用している事務所もあるでしょう。

こうした場合には、建物の管理会社と災害時のトイレ利用について確認しておくことも大切です。

必要に応じて、組み立て式の簡易便器なども備えておくと安心です。

使用済みの袋の保管場所を考えておく

災害時には、ごみの収集が通常どおりに行われない可能性があります。

そのため、使用済みの非常用トイレを一時的に保管できる場所も決めておきましょう。

30人規模の事務所では、1日150回程度の使用を想定するため、保管スペースや臭い対策は特に重要です。

防臭袋などを活用して密閉し、衛生面に配慮して保管する必要があります。

また、使用済みの袋を保管する場所は、従業員が普段使用する執務スペースから離れた場所を選ぶなど、衛生環境にも配慮しておきたいところです。

処分する際は、自治体が案内する方法に従いましょう。

非常用トイレだけでなく、トイレットペーパーやウェットティッシュ、手指消毒用品、使い捨て手袋なども一緒に備えておくと便利です。

まとめ|30人規模の事務所なら450回分以上の非常用トイレを備えよう

防災庁の発足にあわせて災害への備えの重要性が改めて呼びかけられるなど、防災対策への関心が高まっています。

家庭だけでなく、会社でも飲料水や非常食、非常用トイレの備蓄を見直しておきたいところです。

東京都の帰宅困難者対策では、従業員が3日間事務所内に待機することを想定した備蓄が求められています。

1人1日5回という目安で計算すると、30人規模の事務所で3日間に必要な非常用トイレは450回分です。

そのため、30人規模の事務所なら、まず450回分以上の非常用トイレを備えておくのがおすすめです。

100回分を4セットと50回分を1セット組み合わせる方法や、120回分を4セット購入して480回分を確保する方法など、必要な数量をそろえる方法はいくつもあります。

また、来客が多い場合や、事務所内での待機が長引く可能性がある場合には、500回分以上を備えておくとさらに安心です。

非常用トイレは長期保存できる商品も多く、比較的コンパクトに収納できるのも魅力です。

災害が発生してからでは、必要な商品をすぐに購入できるとは限りません。

従業員が安心して働ける環境を整えるためにも、この機会に会社の防災用品を見直し、非常用トイレの備蓄を進めてみてはいかがでしょうか。