独特のぷにぷにとした感触と、頭を優しく包み込むような寝心地で人気の「ヒツジのいらない枕」。
なかでも、定番モデルの「至極(しごく)」と、新しく登場した「和み(なごみ)」のどちらを購入するか迷っている方も多いのではないでしょうか。
どちらも三角格子構造とTPE素材を採用しており、一般的な綿やウレタンの枕とは違った独特の寝心地を楽しめます。
しかし、同じヒツジのいらない枕でも、至極と和みでは形状や高さ、柔らかさなどに違いがあります。
特に注目したいのが、至極は仰向け寝を中心にバランスよく使える定番モデルなのに対し、和みは横向き寝やうつ伏せ寝にも配慮したモデルという点です。
また、和みは至極よりも柔らかさを重視しているため、どちらが自分に合うかは普段の寝姿勢や好みの寝心地によって変わります。
この記事では、ヒツジのいらない枕「至極」と「和み」の特徴や違いを比較しながら、それぞれのメリット・デメリット、失敗しない選び方まで詳しく紹介していきます。
ヒツジのいらない枕「至極」の特徴
頭と首をバランスよく支える定番モデル
「至極」は、ヒツジのいらない枕のなかでも定番のスタンダードモデルです。
最大の特徴は、頭から首元にかけて自然にフィットするウェーブ形状です。
中央部分がくぼんでいるため、頭を乗せたときに安定しやすく、首元まで優しく支えてくれます。
内部には大きさの異なる三角格子を重ねた2層構造が採用されており、上層の細かな格子が頭の圧力を分散し、下層の大きな格子がしっかりと支える仕組みです。
柔らかさだけを追求した枕ではなく、適度な反発力もあるため、頭が沈み込みすぎる感覚が苦手な方にもおすすめです。
また、枕の前後で高さが異なり、約8cmと約10cmの2種類から選べます。
その日の気分や好みに合わせて向きを変えるだけなので、使い方も簡単です。
至極のメリット
至極の一番の魅力は、柔らかさと安定感のバランスがよいことです。
ぷにぷにとした独特の感触がありながら、頭や首を適度な反発力で支えてくれるため、特に仰向け寝が中心の方に向いています。
また、高さ約8cmの面を使用できるのもポイント。
和みは低い側でも約10cmあるため、低めの枕を好む方には至極の方が合う場合があります。
一般的な枕に近い形状をしているので、初めてヒツジのいらない枕を購入する方にも選びやすいモデルです。
至極のデメリット
一方で、柔らかい枕に包み込まれるような寝心地を求めている方には、少し物足りなく感じるかもしれません。
また、横向き寝にも対応していますが、和みのように側面が大きく丸みを帯びているわけではありません。
普段から枕を抱えるように寝る方や、うつ伏せ寝が多い方は、和みの方が使いやすく感じる可能性があります。
ヒツジのいらない枕「和み」の特徴
柔らかな寝心地と丸みを帯びた形状が特徴
「和み」は、従来のヒツジのいらない枕とは少し違った寝心地を追求したモデルです。
特に目を引くのが、繭玉のように丸みを帯びた独特の形状。
至極が比較的オーソドックスな長方形の枕なのに対して、和みは側面が大きくカーブしています。
この丸みのある形状によって、横向き寝やうつ伏せ寝をするときにも腕を添わせやすく、さまざまな寝姿勢に対応しやすくなっています。
さらに、和みは柔らかさにもこだわっており、至極よりも包み込まれるような感触を楽しみたい方に向いています。
枕の高さは約10cmと約10.5cmで、至極より高めに設計されています。
ただし、柔らかい素材が沈み込むため、実際に頭を乗せたときの高さは体格や寝姿勢によって変わります。
和みのメリット
和みの大きなメリットは、寝姿勢に合わせて使いやすいことです。
仰向け寝だけでなく、横向き寝やうつ伏せ寝にも対応できるよう設計されているため、寝ている間によく姿勢を変える方にもおすすめです。
特に、うつ伏せ寝では枕の横に腕を置くことが多いですが、和みの丸みを帯びた側面なら、腕を添わせたり枕を抱えるように使ったりしやすくなっています。
また、横幅は約58cmと、至極より4cm広め。
寝返りを打つときにも、左右に余裕があるのは魅力です。
通気性にも配慮されており、三角格子構造に加えて底面にも空気の通り道を設けています。
寝ている間に頭が蒸れやすい方にとっても、注目したいポイントでしょう。
和みのデメリット
和みを選ぶ際に気をつけたいのが高さです。
至極の高さは約8cm・10cmですが、和みは約10cm・10.5cm。
柔らかく沈み込む構造とはいえ、低い枕が好きな方には高く感じることも考えられます。
また、柔らかさを重視しているため、しっかりした反発力のある枕が好きな方には、至極の方が合うかもしれません。
寝姿勢への対応力が魅力の和みですが、必ずしも至極より優れているというわけではなく、好みによって評価が分かれるモデルです。
ヒツジのいらない枕「至極」と「和み」の違いを比較!
ここまで紹介してきた2つのモデルの違いを、一覧表にまとめました。
| 比較項目 | 至極 | 和み |
|---|---|---|
| タイプ | 定番モデル | 新しいモデル |
| 横幅 | 約54cm | 約58cm |
| 奥行き | 約35cm | 約30cm |
| 高さ | 約8cm・10cm | 約10cm・10.5cm |
| 重量 | 約3.2kg | 約3.1kg |
| 柔らかさ | 標準的 | より柔らかめ |
| 形状 | 中央がくぼんだウェーブ形状 | 丸みを帯びた形状 |
| 仰向け寝 | 特におすすめ | 対応 |
| 横向き寝 | 対応 | 特におすすめ |
| うつ伏せ寝 | 好みによる | 特におすすめ |
| 通気性 | 三角格子構造 | 三角格子構造+底面の通気設計 |
| 本体の丸洗い | 可能 | 可能 |
| 高さの選択 | 前後2種類 | 前後2種類 |
※サイズはメーカー公表値です。寝姿勢との相性や柔らかさの感じ方には個人差があります。
違い① 高さは至極の方が低い
購入前に特に確認しておきたいのが、枕の高さです。
至極は約8cm・10cm、和みは約10cm・10.5cmとなっており、低い面を比較すると約2cmの差があります。
たった2cmと思うかもしれませんが、枕は高さが少し変わるだけでも、首の角度や寝心地に違いが出ることがあります。
普段から低めの枕を使用している方には、至極の方が選びやすいでしょう。
一方、ある程度高さのある枕が好きな方や、横向き寝が多い方であれば、和みもおすすめです。
違い② 柔らかさは和みの方が上
どちらもTPE素材特有の弾力がありますが、和みはより柔らかな感触を重視しています。
至極は頭を受け止めながら適度な反発力で支えるバランス型。
和みはさらに柔らかさを追求し、頭を優しく包み込むような寝心地が特徴です。
柔らかい枕が好きな方は和み、適度な反発力が欲しい方は至極を選ぶとよいでしょう。
ただし、柔らかいからといって必ずしも首や肩への負担が少なくなるわけではありません。寝心地だけでなく、高さとの相性も大切です。
違い③ 横向き寝やうつ伏せ寝なら和みがおすすめ
寝姿勢への対応も、大きな違いです。
至極は仰向け寝を中心に使いやすいスタンダードな設計ですが、和みは横向き寝やうつ伏せ寝にも配慮した形状になっています。
特に違いが出やすいのが、うつ伏せ寝です。
うつ伏せで寝るとき、腕を枕の横に置いたり、抱えるような姿勢になったりする方も多いのではないでしょうか。
和みは側面が丸みを帯びているため、このような姿勢でも腕を添わせやすいのが特徴です。
寝ている間に仰向けから横向き、さらにうつ伏せへと姿勢を変えることが多い方にも向いています。
違い④ 横幅は和み、奥行きは至極の方が大きい
サイズにも違いがあります。
至極は約54cm×35cm、和みは約58cm×30cm。
和みの方が横幅は4cm広いものの、奥行きは至極の方が5cm大きくなっています。
つまり、和みの方が全体的に大きいというわけではありません。
横方向のゆとりを重視するなら和み、奥行きにも余裕が欲しいなら至極が選択肢になります。
寝返りのしやすさや普段の枕の使い方を考えて選ぶのがおすすめです。
至極と和みはどっちがおすすめ?選び方を解説!
それぞれの特徴を踏まえて、どのような方におすすめなのか整理してみましょう。
至極がおすすめの人
- 仰向けで寝ることが多い
- 標準的な柔らかさの枕が好き
- 低めの枕を使用したい
- 頭と首を適度な反発力で支えてほしい
- 一般的な形状の枕が使いやすい
- 初めてヒツジのいらない枕を購入する
至極は、柔らかさと安定感のバランスを重視する方におすすめです。
特に、これまで一般的な綿やウレタンの枕を使ってきた方であれば、形状の面でも取り入れやすいでしょう。
ヒツジのいらない枕らしい独特の寝心地を楽しみながら、頭と首をしっかり支えてほしい方には至極が向いています。
和みがおすすめの人
- 横向き寝やうつ伏せ寝が多い
- 柔らかい枕が好き
- 枕を抱えるようにして寝たい
- 寝返りを打ちながら姿勢を変えることが多い
- 少し高めの枕が好き
- 通気性にもこだわりたい
和みは、特に寝姿勢の自由度を重視する方におすすめです。
横向き寝やうつ伏せ寝が多い方にとって、丸みを帯びた形状は魅力的でしょう。
また、至極では少し硬いと感じそうな方や、柔らかく包み込まれる感触が好きな方にも向いています。
普通の枕と何が違う?ヒツジのいらない枕の魅力
至極と和みには違いがありますが、共通する魅力もたくさんあります。
独特のぷにぷにした感触
ヒツジのいらない枕の最大の特徴は、TPE(熱可塑性エラストマー)という素材を採用していることです。
一般的な綿やウレタンとは異なり、柔らかさと弾力を兼ね備えた素材で、独特のぷにぷにした感触が楽しめます。
さらに、内部には三角格子構造が採用されており、頭を乗せると格子が柔軟に変形して圧力を分散します。
低反発ウレタンのようにゆっくり沈み込む感触とも、綿のふんわりとした柔らかさとも違い、弾力を感じながら頭を支えてくれるのが特徴です。
これまで一般的な枕しか使ったことがない方にとっては、かなり新鮮な寝心地かもしれません。
通気性がよく蒸れにくい
睡眠中に気になるのが枕の蒸れです。
特に夏場は頭や首元に熱がこもり、寝苦しく感じることもあります。
ヒツジのいらない枕は、内部に空間の多い三角格子構造を採用しているため、空気が通りやすくなっています。
一般的なウレタン枕と比べても、内部に熱や湿気がこもりにくい構造です。
さらに、和みでは底面の通気設計にも工夫が加えられています。
暑い時期だけでなく、年間を通して快適に使用できるよう考えられているのも魅力です。
本体を丸洗いできる
枕は毎日使うものなので、衛生面も大切です。
綿やウレタンの枕のなかには、本体を水洗いできないものもありますが、ヒツジのいらない枕は本体を丸洗いできます。
至極と和みのどちらも水洗いに対応しているため、汗や汚れが気になったときにお手入れしやすいのが特徴です。
ただし、洗濯機や乾燥機は使用できません。
50℃以下の水と中性洗剤を使用して優しく手洗いし、その後は直射日光を避けて風通しのよい場所で平干しする必要があります。
また、3kg以上の重量があるため、洗う際には少し重く感じるかもしれません。
それでも、本体を清潔に保ちやすいことは長く使ううえで大きなメリットでしょう。
購入前に知っておきたいデメリット
一般的な枕よりも重い
至極は約3.2kg、和みは約3.1kgと、どちらも一般的な綿やウレタンの枕に比べると重めです。
重量があることで寝ている間に枕がずれにくいというメリットがありますが、毎朝枕を移動させたり、頻繁に持ち運んだりする方には少し不便に感じられるかもしれません。
特に、毎日枕を収納する習慣がある方は、購入前に重さを確認しておきましょう。
高さを細かく調整できない
至極と和みは、どちらも前後の向きを変えることで高さを選べます。
しかし、内部の素材を出し入れして細かく高さを調整することはできません。
そのため、購入後に高さが合わないと感じても、枕本体だけで自由に調整するのは難しいでしょう。
高さにこだわりがある方や、自分に合う高さがわからない方は、14段階で高さを調節できる「調律」も検討してみるとよいでしょう。
柔らかい枕が必ずしも合うわけではない
ヒツジのいらない枕の魅力は独特の柔らかさですが、すべての方に合うとは限りません。
特に、これまで硬めの枕を使っていた方は、最初は柔らかすぎると感じる可能性があります。
また、首元をしっかり固定したい方にとっては、素材の弾力が好みに合わない場合もあります。
至極と和みのどちらを選ぶ場合も、柔らかさだけでなく、普段の寝姿勢や高さを考慮することが大切です。
ヒツジのいらない枕「至極」と「和み」のよくある疑問
至極と和みはどちらが柔らかい?
柔らかさを重視するなら和みがおすすめです。
至極は適度な反発力を持つ標準的なモデルですが、和みはさらに柔らかな寝心地を追求しています。
ただし、柔らかさの感じ方には個人差があるため、しっかりとした支えが欲しい方には至極の方が合う場合もあります。
首や肩への負担を考えるならどっち?
首や肩への負担は、柔らかさだけでなく、枕の高さや寝姿勢によっても変わります。
仰向け寝が中心で、低めの枕を好む方には至極が選びやすいでしょう。
一方、横向き寝が多く、頭や首を柔らかく受け止めてほしい方には和みもおすすめです。
どちらも体圧分散に配慮した構造ですが、特定のモデルを選ぶだけで肩こりや首こりが改善するとは限りません。
寝返りが多い人にはどっちがおすすめ?
寝返りが多い方には、横幅が約58cmと広く、さまざまな寝姿勢に配慮した和みがおすすめです。
ただし、至極も適度な反発力があるため、寝返りのしやすさを重視する方に向いています。
寝返りの回数だけでなく、横向き寝やうつ伏せ寝になることが多いかどうかも選ぶ際のポイントです。
枕カバーは付属している?
至極と和みには、どちらもテンセルを配合した専用枕カバーが付属しています。
ただし、2つのモデルでは形状やサイズが異なるため、交換用カバーを購入する場合は対応モデルを確認しましょう。
30日間全額返金保証はある?
公式サイトでは、至極と和みのどちらも30日間全額返金保証の対象商品として販売されています。
実際に寝てみないと自分に合うかわからない枕だからこそ、こうした制度があるのは安心できるポイントです。
ただし、返金保証には購入先や申し込み方法、返品送料などの条件があります。
購入する際は、適用条件を事前に確認しておきましょう。
まとめ|至極と和みは自分の寝姿勢に合わせて選ぼう!
ヒツジのいらない枕の「至極」と「和み」は、どちらも独特の弾力と体圧分散に配慮した構造が魅力の枕ですが、寝心地には違いがあります。
至極は、標準的な柔らかさと適度な反発力で頭と首を支える定番モデルです。
仰向け寝が中心の方や、低めの枕が好きな方、初めてヒツジのいらない枕を購入する方におすすめです。
一方、和みはより柔らかな寝心地と、丸みを帯びた形状が特徴です。
横向き寝やうつ伏せ寝が多い方、枕を抱えるように寝たい方、柔らかく包まれる感触を重視する方に向いています。
迷った場合は、仰向け寝が中心なら「至極」、横向き寝やうつ伏せ寝が多いなら「和み」を基準に選ぶとよいでしょう。
ただし、枕選びでは高さも重要です。低めの枕を好む方は、約8cmの面がある至極の方が合う場合があります。
毎日の睡眠を支える枕だからこそ、新しいモデルだからという理由だけで選ぶのではなく、自分の寝姿勢や好みの柔らかさに合わせて、ぴったりのモデルを選んでみてください。

