ヒツジのいらないマットレス・ULTRA SLLEPER・SLLEPER・匠・コンパクト徹底比較

マットレス

独特のぷにょんとした感触で人気の「ヒツジのいらない」シリーズ。

枕のイメージが強いブランドですが、実はマットレスも充実しています。

一見すると似ている商品もありますが、厚みや内部構造、使い方にはかなりの違いがあります。

特に注意したいのは、今使っているマットレスの上に重ねて使うタイプと、マットレスそのものを買い替えるのに向いているタイプがあることです。

せっかく購入するなら、自分の寝室や好みに合ったものを選びたいですよね。

この記事では、ヒツジのいらないマットレス5種類の特徴をそれぞれ詳しく紹介し、厚み・寝心地・使い方などの違いを徹底比較します。

ヒツジのいらないマットレス5種類の特徴

ヒツジのいらないマットレス 通常モデル|弾力と安定感を両立したモデル

ヒツジのいらないマットレスのなかでも、使い方の幅が広いのが、2層構造を採用した通常モデルです。

こちらは正式な商品名が「ヒツジのいらないマットレス」となっており、厚さは約7cmあります。

最大の特徴は、TPE素材と高密度ファイバーを組み合わせた2層構造です。

上の層には、シリーズおなじみの格子状TPE素材を採用。

体の形に合わせて柔軟に変形し、独特の柔らかな感触を生み出します。

一方、下の層には高密度ファイバーが使われており、体を支える土台としての役割を果たしています。

つまり、表面の柔らかさと下から支える弾力を組み合わせた構造になっているわけです。

SLEEPERやULTRA SLEEPERとの大きな違いは、この高密度ファイバーの存在です。

薄型トッパーは下に敷く寝具に頼る部分が大きいのに対して、2層構造モデルは内部にも体を支える層が設けられています。

そのため、今使っているベッドの上に重ねるだけでなく、敷布団のように単体で使用することも検討しやすい商品です。

ただし、厚さは約7cmなので、一般的な厚さ20cm以上のベッドマットレスとは使用感が異なります。

床に直接敷く場合には、底付き感の有無や床面の湿気対策も考えておく必要があります。

また、シングルで約17kgと重量があるため、毎日収納する使い方よりも、一定の場所に敷いて使う方が扱いやすいでしょう。

本体の水洗いにも対応しており、カバーを取り外してお手入れできる点も魅力です。

薄型トッパーでは物足りないものの、匠のような大型マットレスまでは必要ない方におすすめです。

ヒツジのいらないマットレス ULTRA SLEEPER|厚さ5cmの贅沢な寝心地を楽しめる上位トッパー

今使っているマットレスをそのまま活用しながら、寝心地を大きく変えたい方におすすめなのが「ULTRA SLEEPER」です。

最大の特徴は、独自のTPE素材を使用した約5cmの厚み。

TPEとは熱可塑性エラストマーと呼ばれる素材で、ゴムのようなしなやかな弾力を持っています。

ヒツジのいらないマットレスでは、この素材を格子状にすることで、体のラインに合わせて変形しながら圧力を分散する仕組みを採用しています。

ULTRA SLEEPERは、従来のSLEEPERよりも2cm厚くなっているため、TPE素材特有の弾力をよりしっかり感じられる設計です。

例えば、今使っているベッドが少し硬いと感じている場合でも、上に重ねることで体に触れる部分の寝心地を変えられます。

また、格子状の構造は空気の通り道が多く、通気性にも配慮されています。

蒸れやすいマットレスが苦手な方にとっても、気になる特徴ではないでしょうか。

さらに、ULTRA SLEEPERではカバーが上下着脱式になっており、取り外して洗濯することができます。

マットレス本体も水洗いに対応しているため、清潔に使い続けやすいのも魅力です。

サイズ展開が豊富なのも特徴で、シングル・セミダブル・ダブルに加えて、クイーン・キングサイズまで用意されています。

夫婦で大きなベッドを使っている方にも選びやすいでしょう。

ただし、シングルでも約19.5kgあるため、薄型だからといって軽いわけではありません。

また、基本的には今使っている寝具の上に重ねて使うことを想定した商品なので、これ1枚を床に敷いて使いたい方は、ほかのモデルも比較しておきたいところです。

今のマットレスを買い替えずに、TPE素材の弾力をよりしっかり楽しみたい方におすすめです。

ヒツジのいらないマットレス SLEEPER|今のマットレスに重ねるだけの薄型タイプ

ULTRA SLEEPERと比較して、より薄くシンプルな構造なのが「SLEEPER」です。

こちらは厚さ約3cmのマットレストッパーで、現在使用しているマットレスや敷布団に重ねて使うことを想定しています。

大きな特徴は、薄型でありながら、ヒツジのいらないシリーズならではのTPE素材を使用していること。

表面には格子状の構造が採用されており、体の形に合わせて変形することで、圧力が一部分に集中しにくいように設計されています。

そのため、今使っているマットレスの寝心地を少し変えてみたい方には、特に気になる商品でしょう。

例えば、現在のマットレス自体には不満がないものの、表面の硬さや感触を変えたい場合などに向いています。

また、厚さが3cmなので、ベッド全体の高さを大きく変えずに使えるのもメリットです。

ただし、SLEEPER自体が薄いため、下に敷くマットレスの状態によって寝心地が左右されやすい点には注意が必要です。

すでにマットレスが大きくへたっていたり、中央部分が沈み込んでいたりする場合には、SLEEPERを重ねるだけでは十分な改善を期待できないこともあります。

また、薄型とはいえシングルで約12.7kgあるので、一般的な軽量敷きパッドのような感覚で持ち運べるものではありません。

サイズはシングル・セミダブル・ダブルの3種類。

今使っているマットレスを活用しながら、ヒツジのいらないシリーズの寝心地を試してみたい方におすすめです。

ULTRA SLEEPERとの違いは主に厚みなので、よりしっかりした弾力を楽しみたいならULTRA SLEEPER、薄さを優先したいならSLEEPERがおすすめです。

ヒツジのいらないマットレス 匠|6層構造の本格的な高級マットレス

ヒツジのいらないマットレスのなかでも、特にこだわったつくりになっているのが「匠」です。

ULTRA SLEEPERやSLEEPERとは異なり、こちらはマットレスそのものを買い替えたい方向けの本格的なベッドマットレスです。

最大の特徴は、約25cmという厚みと6層構造。

TPE素材に加えて、ウレタンやポケットコイルなど、異なる性質を持つ素材を組み合わせています。

体に触れる部分ではTPE素材特有の柔らかなフィット感を生み出し、その下の層では体を支える構造になっています。

さらに、ポケットコイルを採用しているため、薄型トッパーとは違った安定感のある寝心地を目指しているのも特徴です。

ポケットコイルは、それぞれのコイルが独立して動く構造なので、体の形に合わせて荷重を受け止めやすいというメリットがあります。

また、振動の伝わりにくさにも配慮されているため、2人で同じベッドを使いたい方にも注目してほしいモデルです。

薄型タイプの場合は、下に敷く寝具の性能によって寝心地が変わりますが、匠はマットレス自体に厚みと支持構造が備わっています。

そのため、今使っているマットレスに不満があり、寝具を一新したい方には魅力的な選択肢でしょう。

ただし、厚さが約25cmあるため、ベッドフレームと組み合わせたときの高さには注意が必要です。

重量もシングルで約34kgあり、気軽に持ち上げたり移動したりすることには向いていません。

また、TPE素材を使用していても、内部にウレタンやコイルが組み込まれているため、匠の本体は丸洗いできません。

清潔に使うためには、カバーの洗濯や定期的なお手入れが大切です。

薄型トッパーではなく、マットレスそのものの寝心地にこだわりたい方におすすめです。

ヒツジのいらないお昼寝マット|コンパクトに収納できる持ち運び向けモデル

最後に紹介するのは、コンパクトに収納できる「ヒツジのいらないお昼寝マット」です。

こちらは、普段の睡眠用というよりも、リビングでのごろ寝や昼寝、アウトドアなどで使うことを想定した商品です。

厚さは約1.5cmと、今回紹介する5種類のなかで最も薄くなっています。

薄型ながらTPE素材を採用しており、格子状の構造によって体への圧力を分散するように設計されています。

最大の魅力は、必要なときだけ広げて使えること。

例えば、リビングで少し横になりたいときや、昼寝用のスペースをつくりたいときなどに便利です。

また、くるくると丸めて専用ケースに収納できるため、使用しないときにしまっておきやすいのも特徴です。

収納ケースが付属しているので、キャンプなどへ持っていくこともできます。

サイズは幅約60cm、長さ約200cmが目安。

長さは十分にありますが、一般的なシングルマットレスよりも幅が狭いため、寝返りの多い方には少し窮屈に感じられる可能性があります。

また、約1.5cmという厚さなので、硬い床の上で長時間寝る場合には、下に敷くものの影響を受けやすい点にも注意が必要です。

コンパクトに収納できるとはいえ、重量は約4.8kgあります。

一般的な薄手のレジャーシートのように軽いわけではありませんが、ほかのマットレスと比較すると持ち運びやすいサイズになっています。

普段使いのベッドマットレスとは別に、昼寝やごろ寝用のマットが欲しい方におすすめです。

ヒツジのいらないマットレス5種類の違いを比較

ここまで紹介した5種類を一覧にすると、次のようになります。

商品名厚さ主な構造おすすめの使い方
通常モデル約7cmTPE+高密度ファイバーの2層構造重ね使い・単体使用
ULTRA SLEEPER約5cmTPE素材今の寝具に重ねて使う
SLEEPER約3cmTPE素材今の寝具に重ねて使う
匠約25cmTPE・ウレタン・コイルなどの6層構造ベッドマットレスとして使う
コンパクト(お昼寝マット)約1.5cmTPE素材昼寝・ごろ寝・アウトドア

厚さの違い

最も厚いのは約25cmの「匠」です。

次いで通常モデルが約7cm、ULTRA SLEEPERが約5cm、SLEEPERが約3cm、お昼寝マットが約1.5cmとなっています。

ただし、厚ければ厚いほど必ず寝心地がよくなるというわけではありません。

例えば、ULTRA SLEEPERは通常モデルよりも薄いですが、TPE素材を厚く使用したトッパーとして設計されています。

一方、通常モデルは高密度ファイバーを組み合わせた構造なので、単純に厚さだけで優劣を判断することはできません。

寝心地や構造の違い

5種類に共通するのが、弾力のあるTPE素材を使用していることです。

一般的なウレタン素材とは異なる、柔軟でぷにょんとした感触を特徴としています。

ただし、同じ素材を使用していても、内部構造によって寝心地は変わります。

TPE素材の感触を重視するならULTRA SLEEPERやSLEEPER、下から支える安定感も求めるなら2層構造の通常モデルが候補になります。

さらに、ポケットコイルを使用した本格的な寝心地を求めるなら匠がおすすめです。

なお、柔らかさの感じ方は体重や寝姿勢、下に敷く寝具によっても変わるため、一概にどれが最も柔らかいとはいえません。

重量の違い

商品名重量
通常モデル(2層構造)約17kg
ULTRA SLEEPER約19.5kg
SLEEPER約12.7kg
匠約34kg
コンパクト(お昼寝マット)約4.8kg

※お昼寝マット以外はシングルサイズの重量です。

意外なのが、ULTRA SLEEPERは厚さ7cmの通常モデルよりも重いということです。

これは内部構造や使用素材が異なるためで、厚さだけでは重量を比較できないことが分かります。

また、匠はシングルでも約34kgあるため、購入前に搬入経路やベッドフレームの耐荷重を確認しておくと安心です。

ヒツジのいらないマットレスは普通のマットレスと何が違う?

一般的なウレタンマットレスとの大きな違いは、TPE素材を格子状にした独特の構造です。

ウレタンマットレスは素材そのものが圧縮されることで体を支えますが、ヒツジのいらないマットレスは格子部分が変形することで体の形にフィットします。

また、格子状の隙間が空気の通り道になるため、通気性にも配慮されています。

さらに、匠を除いた4種類は本体の水洗いに対応しているのも特徴です。

ただし、TPE素材には重量があるため、薄型の製品でも一般的な軽量ウレタンマットレスと同じ感覚で持ち上げられるわけではありません。

寝心地だけでなく、日々のお手入れや移動のしやすさも考えて選びたいところです。

ヒツジのいらないマットレスはどれがおすすめ?選び方を解説

今回紹介した5種類は、使いたい場所や目的によっておすすめの商品が変わります。

まず検討したいのが、通常モデルです。

TPE素材の柔らかさと高密度ファイバーの安定感を組み合わせており、今使っている寝具への重ね使いだけでなく、単体で使うことも

薄型トッパーでは物足りないけれど、厚みのあるベッドマットレスまでは必要ないという方に向いています。

一方、今のマットレスを活かしながら、寝心地をしっかり変えたい方にはULTRA SLEEPERがおすすめです。

厚さ約5cmのTPE素材を採用しているため、薄型のSLEEPERよりも厚みのあるトッパーを求める方に向いています。

現在のマットレスに大きな不満がなく、表面の寝心地だけを調整したいならSLEEPERも候補になります。

マットレス自体を本格的に買い替えたい場合には、匠がおすすめです。

ポケットコイルなどを組み合わせた厚さ約25cmの構造なので、寝具を一新したい方に向いています。

そして、昼寝やアウトドアで使いたい方なら、コンパクトに収納できるお昼寝マットがおすすめです。

大切なのは、どの商品が一番高性能かということよりも、自分がどのような使い方をしたいかを考えることです。

まとめ

今回は、ヒツジのいらないマットレスの通常モデル(2層構造)・ULTRA SLEEPER・SLEEPER・匠・コンパクトなお昼寝マットを比較しました。

同じシリーズでも、厚さ約1.5cmのお昼寝マットから約25cmの匠まで、構造や使い方には大きな違いがあります。

1枚でも使いやすいものを探しているなら2層構造の通常モデル、今使っているマットレスを活かしたいならULTRA SLEEPERやSLEEPER、本格的なベッドマットレスを求めるなら匠が候補になるでしょう。

また、持ち運びや収納のしやすさを優先するなら、お昼寝マットという選択肢もあります。

マットレスは毎日使うものだからこそ、寝心地だけでなく、厚さや重さ、お手入れのしやすさまで考えて選ぶことが大切です。

ぜひ今回の比較を参考に、自分の睡眠環境に合ったヒツジのいらないマットレスを見つけてみてください。