DJI Osmo Pocket 4P Vlogコンボを購入レビュー|実際に使って分かった良いところ・気になるところ

カメラ

旅行やお出かけ先での動画撮影用に、DJI Osmo Pocket 4P Vlogコンボを購入しました。

これまでもカメラで写真や動画を撮影してきましたが、もっと気軽に動画を撮れるカメラが欲しかったので今話題のOsmo Pocket 4Pを購入して試してみました。

Osmo Pocket 4Pは、20mm相当の広角カメラと60mm相当の中望遠カメラを搭載したデュアルレンズモデル。3軸ジンバルによる手ブレ補正やActiveTrackにも対応しています。

今回はVlogコンボを選びました。

実際に使い始めてみると、被写体追尾の性能やマイクの使いやすさにはかなり満足しています。

一方で、本体が熱を持つことや、ときどきカメラ部分が斜めになることなど、少し気になるところも出てきました。

この記事では、付属品や実際のサイズ感とあわせて、購入して使ってみた感想を紹介します。


Vlogコンボにはスタンダードコンボの内容に加えて、DJI Mic Mini 2 トランスミッター、Osmo FrameTap、ミニ三脚、キャリーバッグなどが付属します。

箱から全部出して並べてみると、かなり充実しています。

本体だけを購入して必要なアクセサリーをあとから揃える方法もありますが、旅行やVlog撮影で使っていくつもりだったので、今回は最初からVlogコンボにしました。

実際に使い始めてみると、特にOsmo FrameTapとDJI Mic Mini 2は、Vlogコンボを選んでよかったと思えるアクセサリーでした。


デュアルレンズになったカメラ部分は存在感あり

Osmo Pocket 4Pを実際に手に取って、まず目に入るのが2つ並んだレンズです。

広角側は1インチCMOSセンサーを搭載した20mm相当・F2.0、もう一方は1/1.28インチCMOSセンサーを搭載した60mm相当・F1.8の中望遠カメラになっています。

風景を広く撮りたいときと、少し離れた被写体を大きく撮りたいときでカメラを使い分けられるので、旅行ではかなり使いやすそうです。

本体自体はコンパクトですが、デュアルレンズになったこともあって、カメラ部分には思っていた以上に存在感があります。


実際のサイズ感を測ってみました

公式スペックだけでは実際のサイズを想像しにくいので、定規と一緒に撮影してみました。

1/4インチねじ穴付きハンドルを取り付けた状態では、ジンバルの向きによって多少変わりますが、だいたい20cm前後です。

本体重量は約230gなので、手に持ったときにも極端な重さは感じません。

カメラと3軸ジンバルが一体になって、このサイズに収まっているのはやはり魅力です。

旅行では荷物が増えやすいので、大きなジンバルを別に持ち歩かなくて済むだけでもかなり助かります。


ミニ三脚を取り付けてもコンパクト

Vlogコンボにはミニ三脚も付属しています。

実際に取り付けて脚を閉じた状態では、全体で約27cm前後になりました。

もちろんジンバルの向きによって高さは変わりますが、バッグへ入れるときの目安にはなると思います。

ちょっとカメラを置いて撮影したいときに、別途大きな三脚を準備しなくてもいいのは便利です。


1/4インチねじ穴があるので三脚も取り付けやすい

Osmo Pocket 4Pのハンドルには、1/4インチねじ穴があります。

付属のミニ三脚もここへ取り付けます。

普段はハンドルだけで使用して、固定撮影するときだけミニ三脚を取り付けるという使い方ができるので、持ち歩くときにも邪魔になりにくいです。


被写体追尾は速めに動いてもしっかりついてきた

実際に使ってみて、まず「すごい」と感じたのが被写体追尾です。

人に被写体になってもらい、左右に動いて試してみました。

ゆっくり動くだけでなく、少し速めに左右へ動いてもらっても、カメラが向きを変えながらしっかり追いかけてくれました。

想像していたより反応が速く、「この速さでもちゃんとついてくるんだ」と驚きました。

Osmo Pocket 4PはActiveTrackに対応しており、DJI公式では最大12倍ズーム時にも追尾に対応するとしています。

自分でカメラの向きを細かく調整し続けなくても被写体を追いかけてくれるので、かなり使いやすそうです。

まだ複雑な動きや大勢の人がいる場所などでは試していませんが、左右へ動いてもらった今回のテストでは、かなりしっかり追尾してくれました。


DJI Mic Mini 2は声をしっかり拾ってくれた

VlogコンボにはDJI Mic Mini 2 トランスミッターも付属しています。

実際に音声を録ってみましたが、声はしっかり拾ってくれていました。

カメラ本体のすぐ近くで話さなくても音声を収録できるので、旅行先で景色を撮影しながら話したいときにも便利です。

Osmo Pocket 4PはDJI Mic Mini 2のトランスミッターと直接接続できるため、別途レシーバーを本体に取り付けなくても利用できます。

まだ風が強い場所など、いろいろな環境で試したわけではありませんが、今のところ声の拾い方については特に不満はありません。

屋外や車内などでも使って、今後さらに試してみたいと思います。


車載撮影ではOsmo FrameTapが便利

Vlogコンボを選んでよかったと思っているアクセサリーのひとつが、Osmo FrameTapです。

旅行では車で移動することも多いため、Osmo Pocket 4Pを車載でも使っています。

ただし、車内にカメラを設置する場合は、エアバッグの展開を妨げない位置を選ぶ必要があります。

エアバッグを避けて安全な場所へ設置すると、今度は本体までの距離が遠くなり、シートベルトをした同乗者から本体へ手が届きにくいことがあります。

そこで便利なのがOsmo FrameTapです。

この記事で紹介している車載時のカメラ操作は、運転手ではなく同乗者が行うことを前提としています。

同乗者が本体まで無理に手を伸ばさなくても操作しやすくなるので、実際に車載してみるとFrameTapの便利さがよく分かりました。

最初はどのくらい使うか分からなかったアクセサリーですが、車で旅行しながら撮影するなら、かなり活躍しそうです。

※運転中のドライバーによるカメラ操作は避け、設置場所についてもエアバッグなど車両の安全装備を妨げないよう十分注意してください。


充電はUSB Type-Cが中心なので複数口あると便利

使い始めてから気付いたのが、充電する機器が意外と多いことです。

充電端子がUSB Type-Cで統一されているのは便利なのですが、旅行前にまとめて充電しようとすると、Type-Cの差し込み口が1つだけでは足りません。

Osmo Pocket 4P本体だけでなく、周辺機器やスマートフォンなども一緒に充電することを考えると、USB Type-Cを複数同時に使える充電器を準備しておくとかなり楽だと思います。

DJIでは本体について、対応する充電環境で約18分で80%、約32分で100%まで充電できるとしています。

旅行前日の充電ラッシュを考えると、充電器側も準備しておいたほうがよさそうです。


使っていて気になったのは本体の発熱

ここからは、良かったところだけではなく、実際に使っていて気になったところです。

まず気になっているのが、使用中に本体が熱を持つことです。

撮影していると触ったときに「結構熱くなっているな」と感じることがあります。

旅行では長時間撮影することも考えているので、発熱についてはもう少し使いながら確認したいと思っています。


ときどきカメラが斜めになることがある

もうひとつ気になっているのが、ときどきカメラ部分が斜めになってしまうことです。

普通に使っている途中で「あれ?少し傾いている?」と感じることがありました。

ただ、今のところは一度電源を切り、再度起動すると元に戻っています。

そのため、現時点では大きな問題にはなっていません。

まだ購入して間もないので、今後も同じ現象が起きるのかは様子を見たいと思っています。

この点については、現段階で故障や不具合と断定するものではなく、あくまで筆者が使用している個体で実際に気になった点として紹介しています。


2インチ画面も思っていたより見やすい

Osmo Pocket 4Pには2インチOLEDタッチ画面が搭載されています。

「2インチ」と聞くとかなり小さそうに感じますが、本体自体がコンパクトなので、実際に使ってみると思っていたより確認しやすいです。

被写体の位置や構図を確認するには十分な大きさだと感じています。

画面を回転させて使えるのも便利です。


今のところVlogコンボを選んでよかった

まだ使い始めてそれほど時間は経っていませんが、現時点ではVlogコンボを選んでよかったと思っています。

特に良かったのは、

  • 被写体追尾が思っていた以上にしっかりしている
  • DJI Mic Mini 2が声をしっかり拾ってくれる
  • 車載撮影でOsmo FrameTapが便利
  • 本体とジンバルが一体なので持ち運びやすい

というところです。

一方で、本体が熱を持つことと、ときどきカメラ部分が斜めになることは少し気になっています。

良いところだけでなく、このあたりも今後使い続けながら確認していきたいと思います。


Osmo Pocket 4Pと一緒に追加で購入したものもあります

今回はOsmo Pocket 4P Vlogコンボ本体を中心に紹介しましたが、実際に使うために本体以外にもいくつか準備しました。

2年間の補償、Osmo Pocket 4P本体とFrameTap用の画面保護フィルム、車載用マウントベース、256GBのmicroSDカード3枚などを購入しています。

このあたりまで書くと長くなるため、実際に購入したアクセサリーやmicroSDカードについては別の記事で詳しく紹介します。


まとめ

DJI Osmo Pocket 4P Vlogコンボを実際に購入して使い始めましたが、第一印象はかなり良いです。

特に印象に残ったのが被写体追尾。

人に少し速めに左右へ動いてもらっても、カメラがしっかり追いかけてくれたのには驚きました。

DJI Mic Mini 2も声をきちんと拾ってくれますし、車載撮影ではOsmo FrameTapも想像以上に便利でした。

一方で、使用中に本体が熱を持つことや、ときどきカメラ部分が斜めになることなど、使い始めたからこそ分かってきた気になる部分もあります。

また使っていてさらに気になる部分などがあったら投稿していきたいと思います。・