【インスタグラマー厳選】10万円台おすすめミラーレスカメラ3選!2025年11月

ミラーレス一眼カメラ
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↑実際にEOS R10で撮影の写真です。

デジタルカメラ市場の中で、特に注目を集めているのがミラーレスカメラです。SNSやブログの写真をより高品質にしたい人、旅行先の風景を美しく残したい人などにとって、スマートフォンでは得られない“表現力”をもたらしてくれる存在です。
本記事では、インスタグラマーの視点から、なぜミラーレスカメラが選ばれるのかを解説し、メリット・デメリット、そして失敗しない選び方を詳しく紹介します。

なぜミラーレスカメラがおすすめなのか

SNSでいろいろな写真を投稿するのが主流の現代!美しい写真を撮りながら、投稿もしたい!思い出を残したい!という思い!その思いに応えるためには、ミラーレスカメラはその点で非常に優れており、軽量かつ高画質、さらにスマートフォンとの連携が進化しているため、撮影から投稿までの流れがスムーズです!
特に10万円台のモデルでは、初心者から中級者まで扱いやすい性能を持ち、被写体やシーンを選ばず安定した画質を得ることができます。スマートフォンでの撮影に限界を感じ始めた人にとって、最初のステップとして最適なカメラがミラーレスなのです。

ミラーレスカメラは進化の最中!

ミラーレスカメラの中でも「フルサイズセンサー」を搭載したモデルが登場しています。フルサイズはより大きなイメージセンサーを採用し、明暗差のあるシーンでも豊かな階調表現が可能です。背景を大きくぼかしたり、夜景や星空を繊細に描きたい人にとって理想的な選択肢であり、プロや上級者だけでなく、最近ではエントリー層向けのフルサイズモデルも増えています。
一方で、本体やレンズがやや高価で重くなるため、予算や用途に合わせてAPS-Cかフルサイズかを検討することが重要です。

インスタグラマーの経験談

特に、とあるインスタグラマーの経験では、2週間、iPhone15で撮影した写真を毎日投稿して、さらに、10本以上、フォロワーが伸びやすいとされるリール動画を作成していましたが、そこでは、フォロワーは10人ほどにしかなりませんでした。

しかし!私が本人から聞いた話だと、10万円台のミラーレスカメラを購入して、アカウントを1から作成、投稿を始めるとたった2週間でフォロワーが1,000人を超えるという結果を出したインスタグラマーが!しかもリール動画0の写真だけで!です!

カメラの性能の違いがよくわかる指標ではないかなと思っています。

↓実際にこの後、紹介のCanon EOS R10にて撮影した画像です!

ミラーレスカメラのメリット・デメリット

ここでは、ミラーレスカメラの長所と短所を整理してから、それぞれの背景を詳しく解説します。

● メリット
・軽量で持ち運びやすい
・オートフォーカス性能が高い
・動画撮影にも強い
・交換レンズで表現の幅が広がる
・スマホ連携が容易でSNS投稿に便利

● デメリット
・バッテリー持ちが短い
・防塵防滴性能が低い機種もある
・一眼レフに比べ操作に慣れが必要
・望遠撮影では専用レンズが高価

ミラーレスカメラのメリット

最大の魅力は「軽さと高画質の両立」です。内部のミラー構造を省いたことで、従来の一眼レフよりも本体を小型化でき、その分持ち歩きやすくなっています。
旅行や日常撮影でもバッグにすっと入るサイズ感で、撮りたい瞬間を逃しにくいのが特徴です。さらに、近年の機種は高感度性能や手ぶれ補正が進化し、暗い場所や動きのある被写体も美しく残せます。

動画性能の高さも注目点で、Vlogやリール動画の撮影にも活躍します。Wi-FiやBluetoothでスマホと連携できるため、撮影後すぐにInstagramやXに投稿する流れがスムーズです。マーケティング視点で見れば、撮影から発信までの“スピード”を高めるデバイスといえます。

また、フルサイズミラーレスの場合はセンサーサイズが大きいため、ボケ味や階調の豊かさでワンランク上の仕上がりになります。被写体の立体感が増し、印象的な写真を撮影できるのが特徴です。10万円台ではAPS-Cが主流ですが、少し予算を上げることでフルサイズ機も選択肢に入る時代になっています。

ミラーレスカメラのデメリット

一方で、ミラーレスは電力を多く消費するため、バッテリー持ちが短い傾向があります。撮影枚数が多いシーンでは予備バッテリーが欠かせません。
また、コンパクト化の影響で、防塵防滴性能が控えめなモデルも存在します。アウトドアや海辺などでは取り扱いに注意が必要です。
さらに、望遠レンズや明るい単焦点レンズなどを揃えるとコストがかかるため、購入前に撮影スタイルを明確にしておくことが大切です。
フルサイズミラーレスは特にレンズが大きく重量も増えるため、機動性よりも画質を重視する人向けといえます。

ミラーレスカメラの選び方

ミラーレスカメラはメーカーごとに特性が異なり、目的に合った選択が求められます。ここでは、選び方のポイントを整理したうえで、各項目を詳しく解説します。

● 選び方のポイント
・撮影目的を明確にする
・センサーサイズを確認する
・オートフォーカス性能を重視する
・ボディ内手ぶれ補正の有無をチェック
・スマホ連携・アプリ操作性を見る
・レンズ交換の互換性を考える
・動画性能を確認する
・サイズと重量のバランスを見る

撮影目的を明確にする

まず重要なのは「どんな被写体を撮りたいか」です。風景や人物、料理、旅行スナップなど、目的によって最適なモデルが変わります。
たとえば旅行メインなら軽量ボディを、ポートレートなら背景をぼかせる明るいレンズを搭載したモデルが向いています。
明確な用途を設定することで、必要なスペックを過不足なく選べるようになります。

センサーサイズを確認する

画質に最も影響するのがセンサーサイズです。APS-Cはコストと画質のバランスがよく、10万円台モデルの主流です。
フルサイズはより広いダイナミックレンジと高感度性能を持ち、特に夜景や星空、ポートレートで違いが現れます。背景を大きくぼかしたい場合にも有利で、被写体を際立たせる表現が可能です。
ただし、レンズの価格や重量も上がるため、予算と携行性を考慮した上で選ぶと満足度が高まります。

オートフォーカス性能を重視する

動く被写体を撮ることが多い人にとって、AF性能は非常に重要です。最近のミラーレスは瞳AFや被写体追従などが進化しており、初心者でもシャープな写真を撮影できます。
AFの速さや正確さは、メーカーごとの個性が出る部分でもあります。

ボディ内手ぶれ補正の有無をチェック

暗い場所や夜景、手持ち撮影を多く行う人は、ボディ内手ぶれ補正が搭載された機種を選ぶのが安心です。
補正効果が高いカメラなら、三脚を使わずにシャッタースピードを落としてもブレを最小限に抑えられます。

ただ、10万円台の性能のカメラには非搭載型が多く、レンズ手振れ補正になる場合が多いです。そのため、レンズに手振れ補正がある商品を選ぶ必要があります。(基本的に純正の本体のセットには、手振れ補正のついたレンズが搭載されています)なお、レンズ補正のみでも、実際に使用してみましたが、若干のレンズ代金が上がりますが、実際、ある程度の性能のレンズにはもともと、手振れ補正がついています、。

スマホ連携・アプリ操作性を見る

現代のミラーレスカメラはWi-Fi・Bluetoothによる接続が一般的ですが、アプリの操作性や転送スピードには差があります。
撮影後すぐにSNS投稿を行う人は、専用アプリの使いやすさも選定基準の一つにしましょう。

レンズ交換の互換性を考える

将来的にレンズを追加したい場合は、マウントの互換性を確認することが欠かせません。
メーカー純正レンズだけでなく、シグマやタムロンなどサードパーティ製のラインナップが豊富なマウントを選ぶと、表現の幅が広がります。

動画性能を確認する

VlogやSNS動画を意識するなら、4K対応や60fps撮影など動画性能を重視します。
手ぶれ補正やマイク入力端子の有無なども、映像クオリティを左右する重要な要素です。

サイズと重量のバランスを見る

持ち歩く時間が長い人にとって、カメラの重量は意外と大きな要素です。
性能が高いほど重くなる傾向があるため、日常で無理なく使えるサイズ感を選ぶことが継続のポイントになります。

まとめ

ミラーレスカメラは、スマートフォンでは表現できない“深み”を持つ写真を生み出すツールです。特に10万円台のモデルは、性能・携帯性・コスパのバランスに優れ、初めての一台としても十分満足できるクラスです。
さらに、フルサイズミラーレスという上位カテゴリーも視野に入れることで、より本格的な写真表現へステップアップすることが可能です。
自分の撮影スタイルや目的に合わせて、最適な1台を選ぶことで、写真の世界は驚くほど広がります。
次の記事では、具体的におすすめの10万円台ミラーレスカメラを紹介していきます。

水の動きの表現も!

ミラーレスカメラでは、スマートフォンとは違い、水の流れの表現もしやすいです!

↓写真の真ん中が白くなっているのは、草津町の西の河原公園で温泉が川を流れているため、湯気が上がっている影響です。

【インスタグラマー厳選】10万円台おすすめミラーレスカメラ3選!2025年11月選出

Canon EOS R10 軽量ボディに最新AFを搭載した万能APS-Cミラーレス

特徴と強み

まずはEOS R10の主な強みを整理します。

・高速連写と高精度オートフォーカス
・APS-Cセンサーによる高画質
・4K動画撮影対応
・軽量・コンパクトなボディ
・スマホ連携がスムーズ

高速連写と高精度オートフォーカス

EOS R10の最大の魅力は、高速かつ正確なオートフォーカス性能です。キヤノン独自の「Dual Pixel CMOS AF II」を搭載し、651エリアをカバー。被写体の瞳や動きを瞬時に認識して追従します。特に人物・動物・乗り物などの認識性能が向上しており、動体撮影にも強い構造です。
電子シャッター使用時には最大毎秒23コマ、メカシャッターでも毎秒15コマという高い連写性能を誇り、スポーツや子どもの撮影など、一瞬の表情を逃さず切り取ることが可能です。

APS-Cセンサーによる高画質

約2420万画素のAPS-Cセンサーを採用し、DIGIC Xエンジンとの組み合わせで高精細な画像を実現しています。ノイズを抑えながら豊かな階調を表現できるため、日中の風景から夜景、ポートレートまで幅広いシーンで高画質を維持します。
APS-Cセンサーは焦点距離が約1.6倍になるため、望遠撮影にも有利です。遠くの被写体を大きく写すシーンでは、フルサイズよりも扱いやすい面があります。

4K動画撮影対応

EOS R10は4K/30p(ノートリミング)および4K/60p(クロップあり)に対応。高精細な映像記録が可能で、Vlogやリール動画の制作にも適しています。
動画撮影時のAF追従も自然で、動く被写体を滑らかに追う挙動を見せます。日常の記録からプロモーション動画まで、幅広いシーンで活用できます。

軽量・コンパクトなボディ

本体重量は約429g(バッテリー・カード含む)と非常に軽量で、旅行やお出かけ時でも負担になりません。
小型ボディながらグリップ性が高く、長時間の撮影でも安定したホールド感を保てます。
マーケター視点では「高画質を保ちながら携行性に優れる」という点で、SNS運用や旅ブログ用撮影に非常に向いたバランス設計です。

スマホ連携がスムーズ

内蔵Wi-FiとBluetoothにより、スマートフォンアプリ「Camera Connect」を使った画像転送がスムーズに行えます。
撮った写真を即座にInstagramやXへ投稿できる点は、マーケティング運用において大きな強みです。撮影から発信までを最短ルートで行える構成は、今のSNS時代にマッチしています。

弱点と注意点

・ボディ内手ぶれ補正が非搭載
・4K60p撮影時にクロップが発生
・APS-C特有のボケ量の少なさ
・レンズラインナップの制限

ボディ内手ぶれ補正が非搭載

EOS R10はボディ内手ぶれ補正を搭載していないため、暗所や夜景撮影時には手ぶれが起きやすくなります。
対策としては、手ぶれ補正機能付きのレンズ(IS搭載)を選ぶか、三脚を使用するのが基本です。
キットレンズには手ぶれ補正が搭載されていますが、望遠レンズなどを後から追加する場合はその有無を確認しておくことが重要です。

4K60p撮影時にクロップが発生

高フレームレート撮影を行う際には、センサーの一部を使用する「クロップ撮影」となり、画角が狭くなります。
広角での撮影を重視する場合には、この点がネックになることがあります。
ただし、日常的な4K/30p撮影であればフル画角で十分な映像を記録できるため、一般的なVlog用途では大きな問題になりません。

APS-C特有のボケ量の少なさ

フルサイズに比べてセンサーサイズが小さいため、同条件では背景ボケの量が控えめになります。
より被写体を際立たせたい場合は、明るい単焦点レンズ(F1.8など)を使用することで補えます。
APS-Cはピント面が広く、被写体全体をくっきり写すのに適しているため、用途次第ではむしろ利点となります。

レンズラインナップの制限

EOS R10はRFマウント(APS-C対応はRF-S)を採用していますが、フルサイズ向けレンズを流用する場合は価格・重量が上がります。
現時点ではRF-Sレンズのラインナップが少ないため、選択肢を広げたい場合はシグマやタムロンなどサードパーティ製レンズの対応状況も確認しておくと安心です。

まとめ

EOS R10は、軽量ボディに高性能AFと高速連写を備えた、まさに「万能型の10万円台ミラーレス」です。
静止画・動画のどちらにも強く、特にSNS発信や旅行撮影、日常の写真記録において高いパフォーマンスを発揮します。
一方で、ボディ内手ぶれ補正が非搭載である点や、レンズラインナップの制限といった要素は理解しておく必要があります。
マーケター視点で言えば、EOS R10は“コスパと拡張性を両立した初級〜中級者の最適解”といえる一台です。
軽快に持ち歩きながら高画質な写真・動画を発信したい人には、間違いなくおすすめのモデルです。

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Nikon Z50Ⅱ コンパクトなボディに高性能AFを備えた軽快ミラーレス

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Nikon
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特徴と強み

まずはNikon Z50Ⅱの主な特長を整理します。

・高精度オートフォーカスと被写体認識性能
・高画質4K動画撮影への対応
・軽量ボディと優れた操作性
・多彩な色調を楽しめるクリエイティブ機能

高精度オートフォーカスと被写体認識性能

Z50Ⅱは、20.9メガピクセルのAPS-Cサイズセンサーを搭載したミラーレスカメラです。オートフォーカス性能が大きく進化しており、人物の瞳や動物、乗り物などを自動で認識し、的確にピントを合わせることができます。特に動体撮影での追従精度が高く、子どもやペットの動き、スポーツなどの瞬間をしっかりと捉えることが可能です。連写速度も速く、決定的な一瞬を逃さない性能を備えています。

高画質4K動画撮影への対応

Z50Ⅱは4K/60p撮影に対応しており、滑らかで高精細な映像を記録できます。フルHD撮影では120fpsのスローモーション撮影も可能で、Vlogやリール動画などSNS向けの映像制作にも適しています。動画撮影中のAF追従も自然で、ピントの移動がスムーズなため、見た目にも心地よい映像表現ができます。さらに、外部マイク接続にも対応しているため、音声クオリティにもこだわることができます。

軽量ボディと優れた操作性

本体重量は約550gと軽く、コンパクトながらもグリップ部分が深く設計されており、しっかりと握れる安心感があります。長時間の撮影や旅行中でも疲れにくく、持ち運びやすさと操作性の両立が図られています。ダイヤルやボタン配置も直感的で、初心者でも迷うことなく設定を変更できます。外出先で素早く構図を変えたいときにも反応が速く、撮りたい瞬間に即座に対応できます。

多彩な色調を楽しめるクリエイティブ機能

Z50Ⅱには、撮影時に色調やトーンを調整できるクリエイティブピクチャーコントロール機能が搭載されています。落ち着いた色合いや鮮やかな発色など、シーンに合わせて自在に表現を変えることができます。撮影後に編集ソフトで加工しなくても、カメラ内で完成度の高い作品を仕上げられるのが魅力です。SNSでの写真投稿を意識する人にとって、効率的に印象的なビジュアルを作れる点は大きな利点といえます。

弱点と注意点

・ボディ内手ぶれ補正が非搭載
・4K60p撮影時のクロップ
・レンズの選択肢がやや少ない
・画素数がフルサイズ機より控えめ

ボディ内手ぶれ補正が非搭載

Z50Ⅱはボディ内手ぶれ補正(IBIS)を備えていないため、暗い場所や夜景撮影では手ぶれが起こりやすくなります。そのため、手ぶれ補正機能付きのレンズ(VRレンズ)を選ぶか、三脚やスタビライザーを使用することが推奨されます。特に動画撮影を多く行う場合は、安定した撮影のために外部機器を組み合わせると良いでしょう。

4K60p撮影時のクロップ

4K60p撮影ではセンサーの一部を使用するため、画角が若干狭くなります。広角で撮影したい場合には、このクロップの影響を考慮してレンズ選びを行う必要があります。ただし、通常の4K/30p撮影ではフル画角で記録できるため、日常撮影ではほとんど問題なく使用できます。

レンズの選択肢がやや少ない

ZマウントのDX(APS-C)対応レンズはまだラインナップが限られており、望遠やマクロなど特殊な焦点距離のレンズは種類が少なめです。とはいえ、Zフルサイズ(FX)用のレンズも使用可能なため、将来的にレンズを増やしたい場合はFXレンズの活用でカバーすることができます。

画素数がフルサイズ機より控えめ

Z50Ⅱの有効画素数は約2090万画素で、同価格帯のフルサイズ機に比べると画素数は控えめです。とはいえ、APS-Cセンサーとしては十分な解像力があり、A3サイズ程度までの印刷やSNS投稿などではまったく問題ありません。高精細な風景や商品撮影などを本格的に行いたい場合は、より上位機種を検討するのも一つの方法です。

まとめ

Nikon Z50Ⅱは、軽快な操作感と確かな描写力を兼ね備えた万能型ミラーレスカメラです。初心者から中級者まで扱いやすく、特にSNSやブログ、旅行撮影など“発信を前提とした写真づくり”に強い1台です。
4K動画にも対応しているため、映像と写真の両方を楽しみたい人にも向いています。手ぶれ補正やレンズの選択肢には注意が必要ですが、トータルバランスが非常に良く、10万円台でこの完成度を実現している点は大きな魅力です。
写真のクオリティを上げたい、でも機動力も譲れないという人にぴったりのカメラといえます。

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Canon EOS RP フルサイズの世界を手軽に楽しめる高画質ミラーレス

特徴と強み

まずはEOS RPの主な特長を整理します。

・フルサイズセンサーによる豊かな表現力
・直感的な操作性と軽量設計
・高精細な動画撮影機能
・初心者にも扱いやすい設計

フルサイズセンサーによる豊かな表現力

EOS RPの最大の魅力は、フルサイズセンサーを搭載していながら軽量なボディを実現していることです。センサーサイズが大きいことで、被写体の立体感や奥行きのあるボケ味を自然に描き出せます。光を多く取り込めるため、夜景や室内など光量の少ないシーンでもノイズを抑えた高画質を実現します。
また、色再現性にも優れ、特に人物撮影では肌の質感を滑らかに表現できるのが特徴です。風景からポートレートまで、幅広い撮影シーンで“フルサイズならでは”の深みのある写真を楽しめます。

直感的な操作性と軽量設計

EOS RPはボディ重量が約485gと、フルサイズ機の中でも非常に軽量です。手に馴染むグリップ形状で、旅行や日常撮影にも無理なく持ち運べます。
操作系はシンプルにまとめられており、初心者でもメニュー構成を直感的に理解できます。タッチパネルによる操作もスムーズで、スマートフォン感覚で設定変更や撮影が行えます。
軽さと使いやすさの両立は、初めてのフルサイズカメラとして大きな魅力です。

高精細な動画撮影機能

EOS RPは4K動画撮影に対応しており、高解像度の映像を手軽に記録できます。撮影時の色階調や明暗差の表現にも優れており、動画編集時の調整幅も広いのが特徴です。
また、フルHDであれば滑らかな60p撮影も可能で、Vlogや日常の動画撮影にも対応。HDMI出力で外部モニターを接続することもでき、簡易的な動画制作環境としても活用できます。
SNSでの発信やYouTubeでのコンテンツ制作を行う人にとっても十分な性能を備えています。

初心者にも扱いやすい設計

EOS RPは設定ガイドやヘルプ表示などが充実しており、カメラ初心者でも安心して操作できます。オートモードでもしっかりと被写体を認識して適切な露出を自動で判断してくれるため、難しい設定を意識せずに撮影を楽しめます。
また、RFマウントを採用しているため、RFおよびRF-Sレンズの両方が使用可能。将来的にステップアップしたい場合も柔軟に対応できます。

弱点と注意点

・ボディ内手ぶれ補正が非搭載
・4K撮影時のクロップ
・バッテリー持続時間の短さ
・動体撮影にやや弱い

ボディ内手ぶれ補正が非搭載

EOS RPにはボディ内手ぶれ補正が搭載されていないため、暗所や低速シャッターでの撮影では手ぶれが起こりやすくなります。
そのため、手ぶれ補正付きのレンズ(ISレンズ)を選ぶか、三脚やジンバルを使用することで安定した撮影が可能になります。
静止画中心であればレンズ側の補正で十分ですが、動画撮影では特に注意が必要です。

4K撮影時のクロップ

EOS RPの4K撮影ではセンサーの一部を使用するため、画角が狭くなるクロップが発生します。広角で撮影したい場合には、この点が制限になることがあります。
ただし、フルHD撮影ではフル画角が使用でき、一般的な撮影用途では十分な解像度を得られます。SNS投稿や日常動画を中心に活用する場合には大きな問題ではありません。

バッテリー持続時間の短さ

EOS RPは軽量ボディを優先している分、バッテリー容量が控えめです。連続撮影枚数は約250枚前後とされており、旅行やイベント撮影では予備バッテリーの持参が推奨されます。
ただし、USB充電に対応しているため、モバイルバッテリーを利用すれば外出先でも手軽に充電が可能です。

動体撮影にやや弱い

EOS RPは風景や人物撮影には非常に適していますが、被写体追従性能や連写速度の面では最新のAPS-C機に比べて控えめです。
スポーツや速い動きを捉える撮影を重視する場合は、上位機種やAPS-Cの高速連写モデルを検討した方が適しています。
一方で、静止画中心の撮影やじっくり構図を決めるスタイルであれば、十分に応えてくれる性能を持っています。

まとめ

Canon EOS RPは、フルサイズセンサーを手軽に体験できるミラーレスカメラとして、非常に完成度の高いモデルです。
軽量ボディに豊かな描写力を備え、旅行やポートレート、風景撮影など幅広いシーンで活躍します。
フルサイズ機としては価格も手頃で、初めて本格的な写真に挑戦したい人に最適です。
一方で、手ぶれ補正やバッテリー面などは注意が必要ですが、総合的に見れば“最初のフルサイズ機”として間違いなくおすすめできる一台です。
高画質と軽さを両立したEOS RPは、写真を新たなレベルに引き上げたい人にぴったりの選択肢です。

↓手振れ補正付きレンズキット