焼酎といえば芋・麦・米が定番ですが、年末年始の贈り物や少し印象に残る一本を探す場面では、原材料に個性のある焼酎が選ばれることも増えています。黒糖やそば、ごま、栗、とうもろこしといった原材料の焼酎は、味わいに特徴があり、「なぜこの焼酎を選んだのか」が伝わりやすい点が魅力です。
ここでは、贈り物にも使いやすく、話題性と品質を兼ね備えた個性派焼酎を原材料別に紹介します。
黒糖焼酎|やさしい甘みで飲みやすい一本
町田酒造 里の曙 黒糖 長期 フロスト瓶 25度 720ml
黒糖焼酎は、奄美群島でのみ造ることが許された焼酎で、やわらかな甘みとすっきりとした飲み口が特徴です。里の曙は、長期貯蔵によるまろやかさが感じられ、黒糖特有の甘さが前に出すぎないバランスの良さがあります。
フロスト瓶の落ち着いた見た目もあり、年末年始の贈り物としても使いやすい一本です。焼酎のクセが苦手な方や、飲みやすさを重視したい場合に向いています。
そば焼酎|深みのある香ばしさを楽しむ通好み
雲海酒造 マヤンの呟き 38度 720ml(箱入り)
そば焼酎は、軽快な印象を持たれることが多いですが、マヤンの呟きは原酒ならではのコクと深みが際立つ一本です。38度のしっかりとした度数があり、そば由来の香ばしさをじっくり味わえます。
箱入り仕様で贈答にも対応しやすく、焼酎好きの方や通好みの方への年末年始ギフトとして選ばれています。
ごま焼酎|香りとコクが際立つ個性派
紅乙女酒造 紅乙女 ゴールド ごま焼酎 38度 720ml
ごま焼酎は、ごまの香ばしい香りと独特のコクが特徴です。紅乙女ゴールドは、その中でも深みのある味わいに仕上げられており、ロックや水割りで飲むと個性がよりはっきり感じられます。
度数は高めですが、香りが豊かで満足感があり、焼酎好きへの贈り物として印象に残りやすい一本です。
栗焼酎|話題性と飲みやすさを兼ね備えた定番
無手無冠 栗焼酎 ダバダ火振 25度 720ml
栗焼酎という珍しさで知られるダバダ火振は、ほんのりとした甘みと軽やかな口当たりが特徴です。個性はありつつも飲みやすく、初めての方でも取り入れやすい仕上がりになっています。
話題性が高く、年末年始の集まりで会話のきっかけにもなりやすいため、気取らない贈り物としても使いやすい焼酎です。
とうもろこし焼酎|原酒ならではの力強さを味わう一本
高千穂 長期貯蔵原酒 月夜の梟 43度 720ml
とうもろこし焼酎は流通量が少なく、希少性のある原材料です。月夜の梟は、43度の原酒ならではの力強さと、長期貯蔵によるまろやかさを併せ持っています。
度数は高めですが、味わいに角が出にくく、少量をゆっくり楽しむタイプの焼酎です。焼酎に詳しい方や、特別感を重視した年末年始の贈り物に向いています。
個性派焼酎を贈るときの選び方
原材料に特徴のある焼酎は、香りや度数に個性が出やすいため、贈る相手の嗜好を意識することが大切です。飲みやすさを重視する場合は黒糖や栗、焼酎好きな方にはそばやごま、原酒タイプを選ぶと満足度が高まりやすくなります。
また、年末年始の贈り物としては、720mlサイズで見た目に落ち着きのある瓶や箱入りのものを選ぶと、扱いやすく安心感があります。
黒糖・そば・ごま・栗・とうもろこし焼酎おすすめ5本まとめ
芋・麦・米とはひと味違う焼酎は、年末年始の贈り物としても、自分用の一本としても印象に残りやすい存在です。今回紹介した5本は、原材料の個性がはっきりしていながら、品質面でも評価の高い焼酎です。
いつもと少し違う焼酎を選びたいときや、話題性のある一本を贈りたい場面で、原材料に注目して選んでみてください。





