新大学生として一人暮らしを始める際、冷蔵庫選びは生活の快適さを左右する重要なポイントです。毎日使う家電だからこそ、容量やサイズだけでなく、使い勝手や電気代まで考えて選ぶ必要があります。特に1人暮らしでは、部屋の広さや食生活に合わない冷蔵庫を選んでしまうと、後悔につながりやすくなります。
本記事では、新生活で失敗しにくい冷蔵庫選びの考え方と、1人暮らしに適した冷蔵庫のタイプを整理しながら、おすすめしていきます。
新大学生の一人暮らしで冷蔵庫選びが重要な理由
大学生活が始まると、生活リズムは高校時代とは大きく変わります。授業やアルバイト、サークル活動などで帰宅時間が不規則になり、食事のスタイルも人それぞれになります。その中で冷蔵庫は、食生活を支える中心的な存在になります。
一人暮らし用の部屋はキッチンスペースが限られていることが多く、サイズを誤ると圧迫感が出たり、動線が悪くなったりします。また、容量が小さすぎると食材が入りきらず不便になり、大きすぎると電気代や設置性で不満が出やすくなります。
新大学生にとっては、生活に無理なくなじむ冷蔵庫を選ぶことが、快適な新生活への第一歩になります。
1人暮らし用冷蔵庫の基本的な選び方
容量は生活スタイルから考える
1人暮らし向けの冷蔵庫は、一般的に100〜150L前後が選ばれやすい容量です。外食や学食が中心の場合はコンパクトな容量であれば100Lで十分ですが、自炊をする機会が多い場合は、やや余裕のある150L~200Lのサイズを選ぶと使いやすくなります。
冷蔵室だけでなく、冷凍室の容量にも注目すると、生活のしやすさが大きく変わります。
設置スペースと搬入経路を必ず確認する
冷蔵庫選びでは、設置場所の幅や奥行き、高さだけでなく、玄関や廊下、階段を通るかどうかも重要です。
事前にサイズを把握しておくことで、購入後のトラブルを防ぎやすくなります。
電気代を意識した省エネ性能
冷蔵庫は24時間稼働する家電のため、電気の消費量が最も多い家電です。そのため、性能により、年間の電気代に差が出やすい特徴があります。新大学生の一人暮らしでは、毎月の固定費を抑えることも大切です。
省エネ性能が高いモデルを選ぶことで、長期的な負担を軽減しやすくなります。
冷蔵庫の冷却方式の違いについて
一人暮らし用冷蔵庫には、主に直冷式とファン式の2つの冷却方式があります。冷却方式によって使い勝手やお手入れの手間が変わるため、簡単に違いを知っておくと冷蔵庫選びで迷いにくくなります。
直冷式とは
直冷式は、冷却部分から直接冷やす仕組みの冷蔵庫です。構造がシンプルなため、本体価格が抑えられやすく、コンパクトなモデルに多く採用されています。一方で、庫内に霜が付きやすく、定期的に手動で霜取りが必要になる点には注意が必要です。
ファン式とは
ファン式は、冷気をファンで庫内全体に循環させる仕組みの冷蔵庫です。庫内の温度が均一になりやすく、自動霜取り機能が付いているモデルが多いのが特徴です。霜取りの手間を減らしたい人や、冷凍室をよく使う人に向いています。
新大学生の一人暮らしではどちらが向いているか
冷蔵庫の手入れをなるべく簡単にしたい場合や、冷凍食品をよく使う生活スタイルであれば、ファン式が向いています。価格を抑えつつ、最低限の機能で十分という場合は、直冷式でも問題なく使えます。生活スタイルに合わせて冷却方式を選ぶことが大切です。
【2025年12月厳選】新大学生におすすめな1人暮らし用冷蔵庫5選
HR-D1701B|Hisense(ハイセンス)|一人暮らしでも買い足しを減らせる、余裕重視の冷蔵庫
新大学生の「冷蔵庫がすぐいっぱいになる」を最初から防ぐ選択
新大学生の一人暮らしでは、授業やアルバイトの都合でまとめ買いが増えやすく、想像以上に冷蔵庫の容量不足を感じがちです。HR-D1701Bは一人暮らし向けとしては余裕のある容量を確保しているため、飲み物や食材を詰め込みすぎることなく、無理のない保存ができます。最初から容量に余裕を持たせることで、生活が安定しやすくなる点が大きな魅力です。
特徴
総容量は175Lで、一人暮らし用冷蔵庫としては大きめのクラスに位置します。冷蔵室は122Lあり、2Lペットボトルや食品トレーを複数収納できる余裕があります。冷凍室は53Lで、冷凍食品や作り置きを日常的に使う生活スタイルにも対応します。本体サイズは幅49.0cm、奥行55.8cm、高さ142.9cmとスリム設計のため、ワンルームの限られたスペースにも設置しやすい仕様です。年間消費電力量は291kWhで、省エネ基準達成率100%となっています。
メーカー
Hisense(ハイセンス)
総容量
175L(冷蔵室122L/冷凍室53L)
本体サイズ
幅49.0cm、奥行55.8cm、高さ142.9cm
ドア構成
2ドア、右開き
冷却方式
直冷式(手動霜取り)
年間消費電力量
291kWh
重量
約38kg
左開きはこちら
NR-B16C2-K|パナソニック|まとめ買いも安心の156L静音設計冷蔵庫
毎日の食材ストックを安心して管理できる、使いやすさ重視の2ドア冷蔵庫
新大学生の一人暮らしでは、授業やアルバイトのある日でも安心して食材を保存できる冷蔵庫があると、生活がぐっと快適になります。NR-B16C2-Kは総容量156Lの2ドア設計で、冷蔵室と冷凍室を効率よく使い分けられるため、飲み物やおかず、まとめ買いした食材も無理なく収納できます。インバーター制御による静音性や、庫内の見やすさ・掃除のしやすさなど、日常の使い勝手が高いモデルです。
特徴
この冷蔵庫は総容量が156Lで、1人暮らし向けとして余裕のあるサイズになっています。冷蔵室は約96Lあり、2Lペットボトルや常備菜の複数収納にも対応できます。冷凍室は約60Lと比較的大きめで、冷凍食品や作り置きを普段から活用したい人にも向いています。庫内は全段ガラストレイ仕様で汚れが拭き取りやすく、LED庫内灯付きで中身が見やすい構造です。静音性は約19dBと非常に静かで、寝室に近い設置環境でも気になりにくい設計になっています。年間消費電力量は271kWh/年で、省エネ基準達成率は**114%**と高めの省エネ性能です。
メーカー
パナソニック
総容量
156L(冷蔵室 約96L/冷凍室 約60L)
外寸(幅×奥行×高さ)
約49.7cm × 約59.5cm × 約122.0cm
ドアタイプ
2ドア・右開き
年間消費電力量
271kWh/年
省エネ性能
省エネ基準達成率114%
静音性
約19dB の静音設計
内装仕様
全段ガラストレイ・LED庫内灯付き
SJ-H13E-S|シャープ|必要十分を無駄なくまとめたコンパクト冷蔵庫
新大学生の「大きすぎて持て余す」を防ぐ、現実的なサイズ感
一人暮らしを始めたばかりの新大学生にとって、冷蔵庫は大きければ良いというものではありません。外食や学食を併用する生活では、収納量よりも置きやすさや使いやすさが重要になります。SJ-H13E-Sは、必要な容量をしっかり確保しつつ、部屋を圧迫しにくいサイズ感に収められているため、初めての一人暮らしでも扱いやすいモデルです。
特徴
総容量は128Lで、一人暮らし向け冷蔵庫として標準的なサイズです。冷蔵室は94Lあり、飲み物や日常的な食材を無理なく収納できます。冷凍室は34Lで、冷凍食品やアイスを常備する用途に対応します。本体サイズは幅48.0cm、奥行52.0cm、高さ112.5cmとコンパクトで、ワンルームや学生向け物件にも設置しやすい寸法です。年間消費電力量は243kWhで、省エネ基準達成率は100%となっています。運転音は約23dBとされ、生活空間に近い設置でも音が気になりにくい設計です。
メーカー
シャープ
総容量
128L(冷蔵室94L/冷凍室34L)
本体サイズ
幅48.0cm、奥行52.0cm、高さ112.5cm
ドア構成
2ドア、右開き
年間消費電力量
243kWh
省エネ性能
省エネ基準達成率100%
静音性
約23dB
IRSN-HF15A-W|アイリスオーヤマ|冷凍重視でまとめ買いがはかどる一人暮らし冷蔵庫
新大学生の「冷凍が足りない」を最初から解消する安心設計
新大学生の一人暮らしでは、授業やアルバイトで帰宅が遅くなり、冷凍食品や作り置きを活用する機会が自然と増えていきます。IRSN-HF15A-Wは、冷凍室をしっかり確保した設計のため、冷凍スペース不足によるストレスを感じにくいモデルです。買い物の回数を減らしたい人や、食事管理をラクにしたい人にとって、生活を安定させやすい一台です。
特徴
総容量は153Lで、一人暮らし向けとして使いやすいサイズに収まっています。冷蔵室は93Lあり、飲み物や日常的な食材を無理なく収納できます。冷凍室は60Lと大きめで、冷凍食品や作り置きをまとめて保存する使い方にも対応します。本体サイズは幅50.0cm、奥行61.7cm、高さ129.2cmで、学生向け物件にも設置しやすい寸法です。冷却方式はファン式を採用しており、自動霜取り機能によって日常的な手入れの手間を軽減します。年間消費電力量は50Hzで262kWh、60Hzで247kWhとなっています。
メーカー
アイリスオーヤマ
総容量
153L(冷蔵室93L/冷凍室60L)
本体サイズ
幅50.0cm、奥行61.7cm、高さ129.2cm
ドア構成
2ドア、右開き
冷却方式
ファン式(自動霜取り)
年間消費電力量
50Hz 262kWh、60Hz 247kWh
耐熱トップテーブル
耐熱温度100℃、耐荷重30kg
東芝 GR‑W15BZ1|TOSHIBA(東芝)|153Lで省スペースでも安心の一人暮らし冷蔵庫
新大学生の「使い勝手の良さ」と「日常の保存力」を両立するコンパクト設計
一人暮らしを始める大学生にとって「置けるスペースが限られている」「でも冷蔵室も冷凍室も使いたい」という両方の要望はよくある悩みです。東芝のGR-W15BZ1は総容量153Lという標準的な量を確保しながら、幅47.9cm×奥行58.2cm×高さ126.9cmというスリム設計でワンルームやキッチンの狭いスペースにも設置しやすいモデルです。実際の食材収納スペースのバランスもよく、日々の買い物や飲み物のストック、冷凍食品の保存をしっかりこなせます。
特徴
この冷蔵庫は総容量が153Lと、一人暮らし向けとしてちょうどいい容量を持っています。冷蔵室は110Lと大容量に近いサイズで、2Lペットボトルや飲料・おかずトレーを複数収納できる余裕があり、外食中心でもまとめ買いにも対応できます。冷凍室は43Lと十分なスペースがあり、冷凍食品やアイスクリームの常備にも役立ちます。冷却方式は**ファン式(自動霜取り)**で、日常の霜取りの手間を軽減できます。耐熱トップテーブル付きで、電子レンジなどを上に置くことができ、キッチンスペースを有効に使えるのも嬉しいポイントです。
メーカー
TOSHIBA(東芝)
総容量
153L(冷蔵室110L/冷凍室43L)
本体サイズ
幅47.9cm、奥行58.2cm、高さ126.9cm
ドア構成
2ドア、右開き
冷却方式
ファン式(自動霜取り)
耐熱トップテーブル
あり(耐熱仕様)
設置性
スリムボディでワンルームにも設置しやすい
本体重量
約40kg程度
5選の比較表はこちら
| 商品名 | メーカー | 総容量 | 冷蔵室容量 | 冷凍室容量 | 冷却方式 | 年間消費電力量 | 本体サイズ(幅×奥行×高さ) | 特徴の方向性 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| HR-D1701B | Hisense | 175L | 122L | 53L | 直冷式 | 291kWh | 49.0cm×55.8cm×142.9cm | 容量重視でまとめ買い向き |
| NR-B16C2-K | パナソニック | 156L | 96L | 60L | ファン式 | 271kWh | 49.7cm×59.5cm×122.0cm | 静音性と省エネ性重視 |
| SJ-H13E-S | シャープ | 128L | 94L | 34L | 直冷式 | 243kWh | 48.0cm×52.0cm×112.5cm | コンパクトで省スペース |
| IRSN-HF15A-W | アイリスオーヤマ | 153L | 93L | 60L | ファン式 | 262kWh(50Hz)247kWh(60Hz) | 50.0cm×61.7cm×129.2cm | 冷凍重視で自動霜取り |
| GR-W15BZ1 | 東芝 | 153L | 110L | 43L | ファン式 | 約270kWh前後 | 47.9cm×58.2cm×126.9cm | バランス型で設置性良好 |







